

カニ。美味しいですよね。何を隠そう人生で一番食べたいと思っているものは金沢おでんのカニ面(カニの甲羅に内子と外子を詰めて脚の肉で蓋をしてあるもの)です。

メカ。かっこいいですよね。メカメカしい雰囲気があるともうそれが現実的かどうかはさておき大好物なんですよね。メカメカしさは大事。

クリアパーツ。ロマンですよね。古くゲームボーイブロスの透明に心奪われて以来クリアなものはいつだって私の心を揺り動かしてきました。

そんな3つのものがひとつになった100万パワーのプラモを買ってきましたので楽しんでいきます。橘猫工業さんの「水産箱007 シオマネキ ゴールドブラック」です。シオマネキは食べないから前提がくずれてるやないかい、というご意見を賜りそうですが、有明海近辺では「がん漬け」というシオマネキを潰して作る非常にしょっぱい塩辛がありますからセーフという事で話を進めていきましょう。一舐めで焼酎一杯。

美しいパッケージに整然と並べられたランナー。いいですね。熨斗がつけばもうお中元になりそうです。完成写真がパッケージに絶対に必要かどうか、考えさせられます。ランナーは4色、クリアが2色に金と黒。デカールもついています。デカールは多分カラバリのキットで使い分けていない関係で黒字白字の2種類が入っており、余りがたくさん出るので嬉しいです。

一目でわかる脚のランナー。ランナー丸ごと脚。タラバガニも脚だけで売ってたりしますしカニ感を感じます。カニをばらすのは経験がありますが組み立てるのは初めてで心が躍ります。「カニの目を組み立てたことがある」というのがいつか大きな財産になる。

基本的にはカニにちょっとメカメカしいパーツを組み合わせてあげる感じ。固定モデルなのでパーツ数も少なくあっという間にカニになっていきそうです。せっかくなのでちょっと手を加えてあげます。憧れのカニ面も出汁の取り方から身の詰め方まで細かい作業が光りますからね。金はギラギラに輝いてほしいので塗装します。他の成型色はとってもきれいなのでそのままで。クリアも黒もいい光沢です。

綺麗だよ、ハサ美(名付けた)。アクセントにちょっとだけ銀色も入れてみました。もっとピカピカにしたいならトップコート吹いてやすりやコンパウンドでピカピカにしてもいいですね。スケスケでピカピカのカニ。カニにデカールを貼るのも楽しいですね。曲線に合ういい感じに貼ってあげましょう。

面白いモチーフでしかもピカピカのクリアパーツのプラモがお手頃な値段で楽しめる。よいシリーズです。もっと展開してほしい。いつかハサ美を連れて金沢おでんを食べに行こう。その時まで棚から見守っていておくれ……。