トイのギミックとプラモのシャープさが絶妙にミックスされた新ロボットプラモ「ハンドレッドエッジ」で中国新興メーカー・橘猫工業の今を体感!!

▲オリジナルメカプラモシリーズの新ブランドが爆誕!! ウェーブから届いた最新ショットでご紹介するぜ!!

アマゾンのリンクはこちらからどうぞ→ウェーブ 橘猫工業 CODE BEAST ハンドレッドエッジ 1/100スケール

国内の老舗メーカー・ウェーブが現在取扱している中国の模型メーカー「橘猫工業(ORANGE CAT INDUSTRY)」(以下オレンジキャット)。最近では「テッカマンブレード」のプラモで知名度を上げたメーカーでもあります。そのオレンジキャットが手がける最新のプラモ「ハンドレッドエッジ」が12月に発売となります。こちらはメカデザイナー・倉持キョーリュー氏がデザインしたオリジナルロボットで、人型から獣型への完全変形と7色の成型色により組んだだけでもカラーリングを楽しめるプレイバリューの高いプラモになっています。今回はウェーブから届いた最新のテストショットでハンドレッドエッジの魅力に迫ってみようと思います

▲エッジがしっかりと出た気持ち良いパーツ。シールはセンサーのみで、それ以外は成型色による執念とも言える色分け
▲変形は差し替えなし!(ただし足とか腕を外して作業すると、格段に変形させやすいです)。人から獣になる!!!

パーツの成型と成型色のレベルは非常に高いです。パーツ表面も荒れてなく、各部のエッジはビシッと立っています。成型色も赤(キットはオレンジより)や薄緑など難しい色が透けなく、塗装なしでも多くのユーザーがカッコイイ色を楽しめるレベルに仕上がっています。

▲マジで透けなし! 成型色の良さは抜群です
▲このような複雑な形状のパーツもとても綺麗に成型されています。パーツとランナーを繋いでいるゲートも細いです

本キットのコンセプトが「遊べるプラスチックモデルキット」っということで、「ガシガシ遊んでも色が剥がれない」=「成型色による色分け」の追求がなされています。成型色の色分けにチャレンジしているプラモは断面が面白いんですよね。このような断面を、組んでいる時に自身の目で見て楽しめるのも、こういったプラモの良いところです。

▲ギミックを受け止めるフレームや、口内部パーツなど様々な要素が閉じ込められています
▲目の黒フチパーツの内側からツインアイをはめ込むことで、目の色分けもOK!
▲胸像みたいな状態でもかっこいいですね〜。成型色だけでこの雰囲気を味わえます

本キットは内部フレーム的なものはなく、関節ブロック内にスライドギミックや可動軸を内蔵しています。引き出したり押し込んだりと、トイ的な面白さがあります。

▲胸部は中央の部が引き出せたり、胸部ブロック全体が上下に動いたりして、人から獣への変形を実現します
▲太モモの付け根には円形の関節が入り、これが太モモ内部のレールをスライドすることで、獣状態の時の脚部になります

可動範囲は無理のない範囲で、現代のよく動くモデルよりは少々抑えめ。これは変形時の剛性も重視されているからだと思います。また各部には3mm径の穴があり、ジョイントや武器を装着することが可能です。お好みでガンガンカスタマイズできますよ。

▲こちらが腕や足にある3mm径の穴
▲武装は銃(剣モードと銃モードどちらにもなります)、剣、シールドをセット。銃を背中に接続できるジョイントも付属します

そしてこのプラモのもう一つの魅力が「サイズ」です。全高約22cm!! とキャラクターロボットプラモの中でも大きな部類に入ります。これだけのサイズのものを差し替え無しの変形で遊べるんです!

▲iPhone12と比較するとこれだけ差があります。手のひらに収まらないですね!

昨今の流行でもあるイラストレーターさんにより描かれたイラストを元に立体化されるオリジナルプラモ。美少女とメカがそのメインストリームであり、アニメ作品からの立体化ではありえなかったようなデザインのものがプラモとして普通に楽しめる世の中になっています。今回ご紹介したハンドレッドエッジもデザインを形にするだけでなく、ギミックや色分けなどかなり本気のプラモになっており、きちんとカロリーをかけた仕事を味わえる楽しいプラモになっています。合金トイのようなギミックと、プラモのだからこそのシャープな造形を兼ね備えたハンドレッドエッジ。今後もシリーズ展開予定ということなので、これからのアイテムも楽しみです。

アマゾンのリンクはこちらからどうぞ→ウェーブ 橘猫工業 CODE BEAST ハンドレッドエッジ 1/100スケール

<a href="/author/fumiteshi/">フミテシ</a>
フミテシ

1983年生まれ。月刊ホビージャパンで12年間雑誌編集&広告営業として勤務。ホビージャパンで様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。「ホビージャパンnext」、「ホビージャパンエクストラ」、「ミリタリーモデリングマニュアル」、「製作の教科書シリーズ」などを企画・編集。