みんなで作る模型サイト nippperはあなたの投稿をお待ちしています!
詳しくはコチラ!

レジャーパーツてんこ盛りな遊べる「スバル サンバーのプラモデル」はこちらです!!

▲獲ったど〜〜〜!!!! 車模型に銛がついてるぜ!!

 箱を開ければドリームパーツてんこ盛りの車模型! それが青島文化教材社の「1/24 ザ・モデルカーシリーズ No.55 スバル K88 サンバー ハイルーフ4WD 1980」です。

▲ボートに、ダイビング装備……やんちゃすぎるぜ! レジャー魂満点のランナーです。これだけでも、このキットを買う価値ありっす。サンバーだけじゃなくお好きな車に載せちゃおうぜ
▲4WDの文字が眩しいぜ! 本当に素敵なデザインな車です

 スバルを代表する長寿車種(2012年に自社生産は終了。現在はダイハツからOEM供給を受けるモデルとして続いています)で、このキットは3代目の「剛力サンバー」と呼ばれたモデルの後期モデル「K88型」をキット化しています。箱絵から既にワクワクな装備が見て取れますが、箱を開けるとさらにお宝がざっくざく!

▲さっきのボートなどを載せるルーフキャリアや冒険心を駆り立てるフロントガードがセットされたランナー
▲ブラウン管の向こう側にいっちまいそうなTV!!! ダイヤル回すタイプだぜ〜。小さい頃、友達の車の車内にTVがついていてすんごい羨ましかったな〜〜
▲サンバーに乗って、こんなオーディオで音楽聞いちまったら爆上がり間違いなし。車の中にも楽しさが積めるナイスプラモです

 ランナーを見ているだけでも、こんなに楽しい車模型、なかなか無いですよね。ちょっとアクセサリーのセレクトが尖りすぎています。尖りすぎて銛で突いちゃいますからね。ガンプラに装備すれば、まもなくビルドファイターズなパーツですよ。こんなドリームパーツを満載にできる車模型、本当に最高です。

▲ノーマルの10インチスチールホイールもセット。実はこのパーツがアオシマの魂です

 このサンバーは、かつて静岡にあったメーカー「今井科学」より発売されたもの。その金型を青島文化教材社が引き取り、ザ★モデルカーシリーズのラインナップに加えたものです。金型自体は昭和50年代に開発されたものですが、各パーツの形状も良く、今でも楽しく作れるプラモです。そこに現在のクオリティのホイールを追加して、より見映えを良くしています。

▲車本体よりもアクセサリーパーツの方が多いんじゃない? という遊び心満点の車模型だよ

 車の細部を突き詰める模型ではなく、昭和50年代の思想が閉じ込められたプラモデル。噛み合わせの簡素なパーツ構成でステアリングが切れたり、タイヤがコロコロと回せたりと、実車の精密再現よりもトイ的な要素を盛り込んでいます。しかし、アウトラインはしっかりと「サンバー」の魅力を楽しめる模型です。長年愛されているデザインに、素敵なアクセサリーパーツがどっさりなこの模型、普段車模型を触ってない人も楽しめること間違い無しなので、ぜひ作ってください。

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)

関連記事