

週末の模型ライフが楽しくなっちゃうプラモを、フミテシの独断と偏見でお届けする「花金プラモ」。今週は、見た目がめっちゃマッチョな「タミヤ 1/35 ドイツIV号突撃戦車 ブルムベア 後期型」をご紹介します。カッコ良すぎて震えるぜ〜〜。
第二次世界大戦におけるドイツ軍の主力戦車だったIV号戦車には数々のバリエーションがあります。先日タミヤより発売された最新作「IV号駆逐戦車/70(A)」もその一つ。IV号戦車というものからさまざまな枝葉をプラモで楽しんでいける……まさにモビルスーツバリエーションの源流なのですね〜。

誰が見ても「でかい箱じゃん!」って思ってしまうほどのインパクト。この箱型の固定戦闘室が最大の特徴ですね。前面100mm、側面50mmととってもマッチョ!! タミヤもこのパーツを、前面&側面を1パーツにしたマッチョなパーツで送り出し、パーツを見ただけで「ブルムベアの戦闘室の迫力」を味わえる構成としています。

キットは、車体関係はとってもシンプル。内部も特徴的な15cm突撃榴弾砲のみなので、ガンガン組み上がっていきます。履帯もベルト式なので、グルンと巻くだけで完成です。しかし、こだわりは転輪にあります。ここがブルムベア後期型のおしゃれポイントでもあるのです。


ブルムベアはIV号戦車をベースに、とっても強力な15cm突撃榴弾砲と分厚い固定戦闘室が取り付けらました。そのため重量がすごい……ということで部分的にゴム縁なしの鋼製転輪に換装されているという、ユニークな転輪構成になっています。

転輪の装着状況はさまざまなパターンがあったそうですが、多くの車両で全8輪、あるいは前2輪ないし4輪が鋼製転輪となっていたそうです。そう言ったことも読めるバックグラウンド解説の冊子もキットにはセットされます。

僕がこのキットで一番好きな部分が、車体。車体の横からL字の棒が生えています。そう……これによってシュルツェンがズレることなく、ピシッと収められるのです。板が1枚ずつ分割されていて、より実車らしくなっているのですが、バラバラということは「ズレる」可能性があるわけです。その可能性を極力抑え込むために、車体の方に基準を持ってくる。最高です! 実際、L字の棒が別パーツになっているキットなどは、慎重に位置決めをして組んでいくことが必要となるんですよ〜。






どうです、この迫力。IV号戦車という、プラモではちょうど良い大きさな戦車に、デカすぎでしょ!って戦闘室がドカンと乗る。このアンバランスさがたまりませんよね。



新発売の「IV号駆逐戦車/70(A)」についている超おしゃれなトーマシールドとは異なった、無骨な板の魅力がブルムベアにはあります。自分好きなようにつけたり外したりもできるので、あなた好みのスタイルを「板パーツ」で追求できます。全外しの車両もいて、それはそれで無骨な戦闘室がドーンと見えてかっこいいのです。
タミヤのIV号戦車のファミリーの中でもとってもマッチョな「ブルムベア後期型」。作っていて楽しさしかないプラモなので、ぜひこの週末組んでください。そして、新作の「IV号駆逐戦車/70(A)」も隣に添えてくださいね!!
