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買ってくるだけで君も魔改造を体験できる特別なプラモデル。「ハセガワ 1/72 イスラエル空軍 F-16I ファイティング ファルコン」

▲イスラエルで魔改造されたF-16!! 実機のようにプラモもひと箱で魔改造の所作を堪能できるのだ!! やべーぞ!!
ハセガワ(Hasegawa)
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 改造パーツやアフターパーツなんて必要ない!! このプラモを買ってくるだけで「飛行機模型の改造工程」の所作を味わえる!! しかも完成すると鬼かっこいいスペシャルF-16が完成するのだ。次のフライトへと進みたいアニキにぜひともオススメしたいプラモなんだぜ。「ハセガワ 1/72 イスラエル空軍 F-16I ファイティング ファルコン」。スーファという愛称が付けられています。

▲奥が米軍のF-16A プラス。手前がイスラエルのF-16I。背中にめちゃくちゃなんかついてる〜〜!!

 イスラエルってのは、戦車も飛行機も独自の魔改造がバンバン行われる、まさにモデラーアーミー。しかもすんごい見た目が強そうでかっこいいのばかり爆誕するので、模型メーカーもついつい手が出ちゃうんですね。

 このF-16Iも、アメリカから購入したF-16を鬼改造。コクピットを複座に。その結果、減ってしまった機体内燃料タンクや入り切らない電子機器を、機体外部に増設して補ったことで、見た目の変化はゴリゴリ!! さらにプラモではわからない内部の電子機器の性能も、大幅にグレードアップしているのです。

▲ハセガワの1/72 F-16プラモのオールスター感謝祭。ランナータグをみてみると……
▲さまざまな型式が刻印されています。まさにハセガワF-16プラモの歴史の集合体ですね

 冒頭で言ったように、このプラモは特別なF-16にするために各所でさまざまな工作を要求されます。「穴あけ」「穴埋め」「パーツの切断」「小さな余分ディテールのカット」などです。これらをすることでスーファの形になるのですが、特筆すべきは全て「プラパーツ」でこの工程を楽しめるということです。アフターパーツ的な金属やレジンはありません。僕たちが普段使っている工具とプラ用接着剤で、ちょっとだけアドバンスな工程に立ち向かえるのです。そう、ドラゴンボールの「カリン塔」のように“登る”という単純作業で、強くなれるようなプラモなのです。

▲余分箇所を切断する「カッターマーク」、穴を開ける「ドリルマーク」がめちゃくちゃ登場します
▲お? なんか頭良さそうな指示が出てきたぞ!! パーツを切断して、図のように取り付ける?? 俺はディテールを目印に雰囲気で取り付けちゃうぜ
▲元々ある翼のパイロンを切り出します。勇気が入りますよね。焦らずデザインナイフで何度もなぞります。ポイントは力を入れないこと。パーツの境目を優しく何度もなぞると綺麗にカットできます
▲カットしたらG1のパーツを取り付けます。これでスーファの仕様になります

 元々あるパーツをカットして、全く異なるパーツと差し替える。プラモに慣れてくると受け入れられる行為(いや、めんどいのは今でも嫌だ!!)ですが、初めては誰でも緊張します。うまく切り出せて、カットした部分にピタリとパーツがあった瞬間は「おれ、できるじゃん!」ってすげー自己肯定感がライジングしますよ。これもプラモの楽しさなんですよね!!

▲スーファの大トロ3種盛り。背ビレ、左右のコンフォーマルタンクの登場です

 追加装備、改修された箇所があるモチーフというのは、やっぱり作っていて盛り上がります。スーファは特に元のF-16から大きく形状が変わるので、作っていて楽しいです。

▲美しい背中のラインに沿って装着されるコンフォーマルタンク。しっかりと位置決めして、強力な速乾流し込み接着剤で1発勝負を決めようぜ!!
▲たくさんの工程を経て辿り着くお姿!! この時のブンドドは格別です

 与えられたパーツを素直に組んで出来上がるプラモも楽しいですが、メーカーから「この形にするには、ちょっとだけ君たちにミッションをクリアしてもらいたい。頼む!」と言われているようなプラモもすごく楽しいのですよ。そういうスタンスのやりとりができるからこそプラモになれる、プラモとして送り出せるモチーフもあるわけです。ハセガワのF-16Iは、そう言ったプラモの中でも手に入れやすく、かつ完成後にめちゃくちゃかっこいい飛行機をゲットできるのでオススメです。形になった時、あなたは次のステージに立っていると思いますよ。

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フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。

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