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塗りたくならない?オレはなる!/ワンピースのバラティエを組む。

▲ 『ONE PIECE』は11巻までなら読みました。ギリギリこの船は見たことがあるぞ!

 プラモデルを買うのにはいろんな理由がありますが、「筆で塗りたいから買う」というプラモだってあるのです。というわけで買ってきました、ワンピースの偉大なる船コレクション 「バラティエ」です。

 この筆の性能とコスパが無ければ筆塗りにチャレンジすることはなかった。ありがとう、ぺんてるネオセーブル。またそのうち頼むぜ!

 細かいところの塗装に使っている筆のパフォーマンスが落ちてきたので、この機会にタミヤの「モデリングブラシ HGⅡ 面相筆 細」を買って試しました。するとその塗りやすさにびっくり!もっと使いたい!あえてちまちまと塗り分けたりして、この筆の実力を思い知りたいな!というわけで、塗っていて気持ちよさそうなキットを探しに模型店へ向かったのでした。

▲この船は船体の左右に大きな拡張甲板を展開できます。ここが塗りたくなるポイント!パーツの形状も複雑じゃないので塗りやすそう

 さてこのキット、注目したのは甲板の木目です。この単純な図形が連続するパターン。塗り分けてて絶対楽しいな~。キットのスケールは不明ですが、人間のサイズを考えると少しデフォルメ気味なディテールに仕上げられていると思います。なのでキットの大きさとディテールのバランスがちょうどいい。これがすっごく細かい木目だと塗り分ける気にならないし、逆に木目の大きさに対して船体がやたらデカかったりすると時間がかかりすぎてしんどそう。

▲船底の木目もいい味出してます

 そしてこんな風にハッキリクッキリしたスジ彫りがされていると、機能的にも塗り分けしやすい。塗料が変なところに流れていかずにスジ彫りのところで止まってくれるのではみ出しにくいし、境目がきれいに見えなくても後でスミ入れしてしまえばあんまり気にならなくなるはず。

▲見ていて元気になるカラーです

 そんなわけでカタチが出来上がりました。成型色がとてもポップでいい色合い。塗るために買っといてアレなんですが、特に建物のミントグリーンは覆い隠してしまうにはもったいないかも!というわけで予定変更、下地色のスプレーを吹かずにつや消しトップコートを吹き、成形色を生かす選択肢を残しました。あとはカラーレシピでも眺めながら、塗料を買いに行く日を待つとしましょう。あれこれ考える時間も楽しいのがプラモです!

ジョナ

1986年生まれ。東北の住みよい街にて、のんびりとプラモデルをいじる日々を送っている。ファレホLOVE。

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