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タミヤの新定番模型筆にラインナップされている丸平筆3兄弟をレビュー!「モデリングブラシHGII 丸平筆」

 タミヤの模型筆の新たな定番として販売されている「モデリングブラシHGII」。手に入れやすい価格でありながら、性能も良く、そして全国の模型店・家電量販店でも買うことができるのでとてもオススメです。今回はモデリングブラシHGIIに新たにラインナップされた「丸平筆 ソフト 中」をピックアップしながら、モデリングブラシHGIIの丸筆各種のレビューをお届けします。

 丸平筆は、先端が緩くカーブしてることで、筆跡が残りにくいので、平滑な塗りを可能としてくれます。また筆跡が残りにくい特徴を活かして、色の境界をより自然にぼかすこともできるので、グラデーション塗装にも向いています。

 モデリングブラシHGIIには現在、ソフト 中(左)、極細(中)、細(右)の3種がラインナップ。この3種を使い分けると、筆塗がスムーズに楽しめます。一番右の細の毛先がバラバラですが、これこの後紹介する塗り方によるもの。本来はもっと整っていてきれいです。

 タミヤ 1/48スケール コルセアのコクピットを筆塗りしたもの。こちら、丸平筆3種を使い分けて塗っています。広い面から細かいところまで、バッチリ塗れますよ〜。

 塗る前のコクピット。タミヤのコルセアのコクピットは本当にかっこいいです。ディテールの密度感がちょうど良いっす。

 3種の丸平筆を僕はソフト→細→極細の順番でよく使います。ソフトは1回目の塗りにめちゃくちゃ良いです。薄めの塗料を染み込ませて、筆の柔らかさを使って全体に薄く塗料を塗り広げます。筆の柔らかさによって、パーツ上を滑らかに筆が滑っていくので厚塗りになりにくく、下地を透かしながら薄く塗りたい色を広げられるのです。

 また柔らかさによって、複雑なディテールパーツの形状にも筆が追従してくれます。細かい場所も少ない回数で塗料を塗り広げられます。

 しかしソフトにも弱点があって、濃い塗料を筆に含むと、塗料の濃さに負けて筆の運びが悪くなります。濃いめの塗料を塗れないので、この筆だけだと色の発色に時間を要します。

 薄い塗料でまず1層目を塗り広げる時や、グラデーションの境界線を薄い塗料でぼかす時などに使用すると良いです。このソフトをカバーするのが「細」になります。

 細は適度な硬さとコシがあります。なので濃い目の塗料を含ませてもかなり塗りやすいです。僕はこの筆を使って、ポンポン叩くように塗るのが好き。そのため筆先がちょっと荒れているんです。これでだいぶ色も発色します。

 最後は極細です。こちらの筆は縦方向にすると極細の面相筆のような細さで使用できます。この持ち方にすることで、細部の塗り分けがスイスイできるのです。塗り分け&はみ出しのリタッチは、この丸平筆 極細にお任せなのです。

 コクピットのスイッチ関係は塗装に神経を使います。丸平筆の極細は、毛先のまとまりも良いので狙ったところに塗りやすいです。また小サイズなのに、塗料の含みも良いので一回塗料をつけるだけで長時間塗れます。丸平筆の3種の中では、個人的に1番お気に入りです。

 モデリングブラシHGIIは人工毛の筆なので、溶剤耐性も高いです。しかもコスパも良いのでガシガシ使っていけます。同じシリーズで持ち手も共通なので、3種を使い分けてもグリップの感覚がブレないのも良いです。ぜひ3種を揃えて、楽しい筆塗りライフを送って下さい。それでは。

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フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。

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