最新記事やプラモデル情報を毎日お届け!
follow on Xをフォロー!

【工具レビュー】次の筆塗りが楽しみになる、小さなお土産。ボークスで買って帰りたい「造形村梅皿」。

 ホビーショップをひと巡りして帰ろうとする……そんなときこそ、思い出してほしいものがあります。お近くにボークスショールームがあったなら、ぜひ「造形村梅皿」を! プラモを筆塗りする僕にとって、何枚あっても嬉しい、最高のお土産なのです。文房具店が近くにあったらそちらを覗いてみるのも良いでしょう。

瀬戸理化陶業(株)
¥1,256 (2026/09/11 16:53時点 | Amazon調べ)

 梅皿は、花の形に区切られたくぼみに塗料を出して使うパレット。文房具店や画材店でも見かける道具ですが、これがプラモの筆塗りにもぴったりなんです。なかでも陶器の白い梅皿は、出した塗料の色がよく見えるのがいいところ。色を混ぜたり、うすめ液を足して濃さを調節したり。筆と模型の間で、塗料をちょうどいい状態に整えてくれます。

 ボークスで販売されている「造形村梅皿」は、製作スペースに置きやすいサイズで、しかも2枚入り。造形村のスタッフも実際に使っているというのも、手に取りたくなるポイントです。プラモや塗料を見たついでに、そのまま買って帰れるのが嬉しいですね。

 使っていてありがたさを感じるのが、陶器ならではの適度な重さ。筆を動かしてもカタカタしにくく、机の上で落ち着いていてくれます。僕は皿のフチで筆先をしごいて、含ませた塗料の量や筆先の形を整えるのですが、このときにも皿が傾きにくい。こういう小さな安定感が、筆塗りの気持ちよさにつながっているんです。

 そして、ぜひ梅皿に並べてみてほしいのが、明るさの違う色がひと揃いになった塗料。今回は「カラーモジュレーションセット」のダークイエローを出してみました。影になる暗い色から、光が当たった部分に使う明るい色まで、順番にくぼみへ。白いお皿の上に色が並ぶだけで、それぞれの違いがよくわかります。この眺めだけでも、ちょっと塗りたくなってくる!

 あとは並べた色を順番に使いながら、明るい色ほど塗る範囲を狭くして重ねていけば、戦車の表面に明暗がついていきます。最初から階調が整えられた塗料なら、自分で何色も調色する手間もありません。梅皿の上で次に使う色を見渡せるので、筆もスムーズに進みます。

 しかも、今回使ったような模型用ラッカー塗料なら、お皿の上で乾いてしまっても、対応するうすめ液を足して溶かせば、また塗れます。「さっきの色をもう少し塗りたい」というときにも、梅皿の上で復活! 色を残した皿があっても、もう1枚あれば別の塗装を始められる。だから僕は、梅皿が何枚あっても嬉しいのです。

 梅皿だけをネットで買おうとすると、送料込みでは意外と高くつくこともあります。それなら、ホビーショップに遊びに行ったときに買って帰ればいい。大きな箱を抱える買い物も最高ですが、次の筆塗りが快適になる小さなお土産もいいものです。「今日は買うものがなかったな〜」。そんな日こそ、梅皿を買い足すチャンス。ボークスのショールームに遊びに行ったら、ぜひ工具・マテリアルの売り場で探してみてください。白いお皿を持って帰って、家で好きな色を並べましょう!

魁盛堂
¥440 (2026/09/11 16:54時点 | Amazon調べ)
フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。

関連記事