

ひとつのキットで「ここいいなぁ〜、ここすげぇ好きだな〜」って言うのは作った人の数だけあると思う。僕らはそれを「大トロ」なんて記事内でも言っている。プラモはさまざまなパーツが重なり合ってひとつの塊になる。その中から「本当にここかっこいいよねって部分だけを輝かせたい! 他の部分よりももう一歩だけ味わいたい!! だって俺の中の大トロだもの!!!」って贅沢な食べ方もできる。プラモは全体の形を楽しんでも良いし、ある1点にフォーカスしても楽しい。そう、プラモの楽しみ方は無限大なのだ。

ファインモールドのファントムは、組み立てだけでなく塗装もしやすいようにパーツ分割がなされている。そのため、とってもかっこいいメタリックなお尻もパーツ単位で塗装できちゃうのだ!! 素晴らしいディテールに、塗りやすい構成。この条件、まさに俺の大トロ。ファントムのお尻のかっこよさを、刺身よりももう一歩進んだ炙りで楽しむのだ。

大トロへの味付けに使用するのは「水性ホビーカラー 焼鉄色」。これ、メタリックなのだが、乾燥後につや消しになってなんとも言えない重厚感が出る。とってもオススメのタレなのだ。



あなたがかっこいいなと思ったパーツだけ塗ってみると、思った以上の満足感がある。全体を塗装して楽しむ冒険にちょっとだけ疲れてしまった時、模型の塗装ってどんなものなんだろう? っと思って初めてトライしてみる時、絶対にあなたにとって良い体験になると思う。僕はファントムのお尻のかっこよさ、ファインモールドのファントムの大好きな部分を1日で堪能できた。大トロを思う存分味わえたのだから、そりゃもうお腹いっぱいなのだ。さぁ、次のプラモへ行こう。
