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車のプラモデルの窓に網戸のシートを貼ったらかっこいい説。

 100円ショップで売ってる網戸の破れ目を直すステッカーをカープラモの窓に貼ったらラリーカーみたいにかっこよくなるはずじゃないですか。窓に金網を貼ってるラリーカーは無いにもかかわらず、そんな気分になるじゃないですか。

 アオシマの楽プラ、日産GT-Rを起用して作業開始。安くてシンプルだから、こんなふうにちょっと試しにやってみるときは非常に重宝するよね。GT-Rを選んだのは、このスーパーなカーがラリー風になったらかっこいいと思ったからです。

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 楽プラGT-Rの窓パーツに黒いフチ。キットには黒い部分のシールも入ってるんだけど、塗りたくなったのでガンプラマーカーでビッと線を引いてみた。実は透明部分と黒い部分でちょっとした段差がつけられているので、筆塗りやマーカーできれいに塗り分けるのが楽になっている。いや、そんなにきれいに塗れてないけど放っておいてほしい。そんなに言うなら自分でやってみてほしい。たぶんあなたならもっときれいに塗れるはず。

 さて、パーツの表面に網戸シートを貼ることに成功。このシート、まあ厚いんですわ。さすがエクステリアというか、激しい風雨に耐えるように作られてるだけあってちゃんと分厚いし糊もネバネバしてキツい。車の窓も曇り気味になります。でもいいの。これがやってみたかったから。

 せっかくなのでGT-Rのボデーもラリーカー風に仕立てようと思う。マスキングとかもして缶スプレーをブーって吹いたし、マーカーで塗ったりもした。かっこいい。

 そしてジャンク市で買えるような雑多なデカールからそれっぽいマークやロゴをチョイス。このとき、自分のマインドを「峠の走り屋になりたい子」にセットすると超たのしい。スポンサーとかパーツメーカーの相性も整合性も考えずに、貼りたい場所にサイズが合いそうなマークをバカスカ切り出す快感。小5男子の脳になる快感。1000円以下のキットだからってのもあって猪突猛進が楽しい楽しい。

 かっこいいでしょう。峠の駐車場とかにいそうなドメスティックなリアリティ。ラリーカーやレースカーのプラモデルはたくさんあるし、資料を参考にしてキットを組み立てたら実在するマシンそっくりの縮小模型が完成するけれど、プラモデルのおもしろいところはデタラメに作って遊べること。

 ガードレールにこすったんですかね。白の塗装が剥げてシルバーの地金が見えちゃってますけど、おこづかいが足りないせいで直せてないんですね……みたいな物語が浮かんできますな。窓の網は移動交番みたいでもありますね。

 車プラモの窓に網戸シートを貼ったらかっこいいんじゃないか。金網の窓に似合うようにボデーも飾ってみるか。と考えてカープラモを泥縄式に組んでみたら、「存在しない実車」のリアルな模型みたいになっちゃった。つまりこれは意図せずにリアルっぽさを創出できてしまう遊びなのだった。

 なんだか80年代のガンプラブームの時に「なんとか少尉専用のやたら重武装なザク」すなわち「存在しない実機」を作って「リアル」を追求してたのもこんなだったな〜って、懐かしく感じたりもしたよ。自分の遊び方はこんなにガバガバな感じだったんですよ実際。

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鷲谷憲樹のプロフィール

鷲谷憲樹

食事やホビーなどの快楽にまつわるコンテンツで暗躍するホビーおじさん。団塊ジュニア世代。

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