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心揺さぶるプラモで冒険 ランドローバー シリーズIII

▲ドイツレベル ランドローバー シリーズIII

 やっぱりこのプラモは僕の冒険心に火をつけてくれた。ドイツレベルのランドローバー シリーズIII。屈強なデザインと足周りを見るだけでドキドキしてくる。こんな車に乗って仲間と旅に出たらどんなに楽しいだろうか? ニッパーでパーツを切るたびに心が躍る。模型が目の前にあるのに僕の頭の中は旅の準備でいっぱいだ。

▲英国を代表する、アウトドア・ライフスタイルブランド・Barbour(バブアー)。ライナーをタータンチェックで引き締める、英国らしさを感じる一着。
王室認定ブランドで、英国のアウトドア・ライフスタイルを体現するブランドです

 シリーズIIIで旅をする。きっと荒野や気候の厳しいところに行っちゃうんじゃないか。そんなとき「バブアー」があれば安心かな。同じ英国できっと相性も良いはず。肌寒さや急な雨も君に任せるよ。

▲一度は耳にしたことがあるかもしれないデニムの代名詞・リーバイス501XX。デニムの丈夫さには身を委ねたくなります。定番の501はずっと一緒にいたいデニムです

 長旅になるかもしれない。でもパンツは1本で済ませたい。そんな時はやはりリーバイス501XXだ。XXの名は伊達じゃない。丈夫さと自分の体になじんだ着心地で旅をサポートしてくれるに違いない。旅で擦れた姿はきっと旅した後の自分のように良い顔になってるよね。

▲日本では90年代のブームによりレッド・ウィングの代名詞となったアイリッシュセッター。ワークブーツの定番はどんな時でも強い味方。修理もできるので人生を共にできる靴です

 靴は旅にとって重要な要素。どんな場所に行くかわからない。できれば疲れたくもないしね。ワークブーツの代名詞「レッド・ウィング」。屈強でカッコイイ。狩りだってできる。そしてもう一度言うけどカッコイイ。強くてカッコいなんてずるいよね。ラフアウトレザーは中に水がなかなか入ってこないから、防水スプレーで皮を守っておけば旅はもう安心。僕の足元をサポートしてくれる。

▲抜群の履き心地。特にMade in U.S.A.とUKのモデルはどれも素晴らしいです。米国製、英国製のニューバランス、一度履いてみて欲しいです

 やっぱりスニーカーもないとね。旅で街に出たら軽快に遊びたい。飲み屋をはしごしたい(飲酒運転はだめよ)。ニューバランスのスニーカーは疲れとは無縁なんだ。M993。こいつとも早く旅をしたいな(最近買った)。

▲作った模型を見ながら旅の思い出を振り返る。次に同じところに行ったら景色は変わって見えるのかな?

 模型は作ると心を動かしてくれたり、さらにもっと知りたいと行動にまで移してくれる本当に素敵なものだと思っています。旅だけじゃなく、同じものが好きな人で仲間ができたり、子供がニコニコして寄って来たり。人の心を動かしてくれるものです。同じ模型でも作った時の感情は十人十色。作っている時に何を考えたのか? そんな話をするのも楽しいですよね。ドイツレベルのランドローバー シリーズIIIは僕の冒険心を焚きつけてくれました。あなたがこのプラモを作ったら……ぜひお聞かせください。

▲説明書の雰囲気も海外キットは異なります。手に取った時、同じ趣味でも国によって違う雰囲気を楽しむのも海外キットならではです
▲説明書のすごいところは、イラストのパーツが指定の色で塗られてるんですね。こんな感じの色で塗ればいいのねと直感でわかります。嬉しい!
▲まあまあボリュームありますね。組むだけなら1日でOKです
▲椅子は仕様によって選択するのでいろんな椅子が入ってます
▲エンジンも作れますよ。細かいパーツじゃなくて何となくの雰囲気な感じがすごく好印象。サクッと組めます
▲ボディは完成しています。箱の中には袋にも入ってない状態でごろんと入ってます
▲組み立てるとこんな感じ。満々満足ですよ
▲ボンネットは接着じゃなくてはめ込み式なので、いつでも開閉自由。エンジン作ったのに見えなくなっちゃったよ~も無く、むしろ友達に「エンジンカッコイイでしょ」と自慢できる構成の模型です
▲ボディは接着してなくてピシッとはまるので、僕なんかのずぼらモデラーだったら組んでこの状態から塗装します。形も楽しんでその後じっくり塗装も楽しめる車模型っていいですよね~

 一日も早く本当の旅ができる日が来ることを願っています。

■ドイツレベル 1/24スケール ランドローバー シリーズIII 本体価格4800円(税抜き)

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)

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