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【レビュー】水性塗料なのに抜群の性能!ファレホの「TRUE METALLIC METAL」を使っていろんな表現にトライしよう。

■本記事はボークスより商品の提供を受けて作成しています(PR)

 ありそうでなかったメタリックカラーシステム、ファレホのTRUE METALLIC METAL(トゥルーメタリックメタル、以下「TMM」)を使ってあなたのプラモデルをキラキラに塗りましょう。TMMの塗料を使い分ける方法、それぞれの性能がどんなものかは下記のインプレッションをどうぞ。

ボークス ファレホ公式サイト


 今回はたくさんの色のなかから例としてウルトラマリンブルーをチョイスしています。陰影表現の起点となる「ベース」は下の写真のようにほんの僅かに赤みが入った美しいメタリックブルーです。粒子のきめ細かさ、滑らかな感触は先に試したルビーレッドと全く変わりません。

 エマルジョン系の水性塗料の利点はいちど乾燥した塗膜が水によって溶け出さないこと。重ね塗りをしても下地と混ざらないので、塗り分けのラインがくっきりします。さらにTMMは隠蔽力がとても高いので、ルビーレッドで塗った上からウルトラマリンブルーを直接塗っても下の写真のようにしっかり発色してくれます。次に色を乗せたいところをあらかじめ塗り残しておいたり、塗り分けラインをマスキングしたりしなくても、筆でホイホイ色を塗り重ねられ、細かな塗り分けも自在にできるというわけです。

 ベースより1段明るい「ライト」をパレットに出します。陰影を表現できるミニチュア塗装用のペイントシステムはファレホ以外にも存在しますが、TMMで特徴的なのは「ハイライト用の色もベースと同じ隠蔽力を持っていること」です。これは下地を透かしてながら明るい部位を作っていくのではなく、ハッキリと発色する塗料でハイライトを「描いていく」と捉えたほうが良い塗料です。

 あえて隠蔽力を落とし、透けを利用する塗料は基本塗装に使おうとするとどうしてもムラができがちです。しかし、先述したとおり隠蔽力の高いTMMのライトは通常の塗料と同じように使えます。ルビーレッドで塗装を済ませたパーツの上からウルトラマリンブルーの「ライト」を塗り重ねても下地が透けずに発色するし、ムラもありません。本来はベースの上に重ねることでメタリックカラーでもハイライト表現を可能にする塗料ですが、隠蔽力も発色も通常の塗料と変わらないため、純粋に「明るい水色のメタリックカラー」として1本指名買いしてもOK。

 下写真の左側はウルトラマリンブルーの「ベース」を塗ってから「シェード」を塗り重ね、最後に「ライト」を出っ張った部分だけに擦りつけるように塗ったサンプルです。ルビーレッドをベタ塗りした右のパーツよりも陰影が強調され、よりディテールが際立って見えるのがわかります。

 ペイントシステムとしての性能をフルで使えばメタリックカラーではなかなかできなかった陰影表現もできますし、ツルッとした表面にメタリックカラーを均一に乗せるのもお手の物。なにより匂いがしなくて伸びが良いので塗っていて気持ちがいい。水で洗えるから筆とコップさえあればどこでも塗れるのもまたよろしい。カラフルでゴージャスな色たちは、小さなミニチュアだけじゃなく、幅広いジャンルのプラモデルを塗るのに持って来いの強力な味方です。ぜひカラーチャートを見て、お好みの色を手に取ってください。そんじゃ、また。

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からぱたのプロフィール

からぱた/nippper.com 編集長

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』https://wivern.exblog.jp の中の人。

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