
小さい頃に見てわからなかった・気が付かなかったものに、大人になってから気が付く……ある人にとっては「ずっと当たり前」に見えているものが、今日の自分にとっては初めての素敵な体験だったりする。そんなちょっとした感動っていいなぁ〜ってことを「バンダイ 1/48スケール ドラムロ」の箱絵が教えてくれました。

アニメ「聖戦士ダンバイン」に登場するメカ・ドラムロのプラモに描かれた戦闘機・ホーネット。メカと実際の戦闘機がなんで空中戦やってるの? って思った方はダンバインの公式HPへどうぞ。ゴリラばりにざっくり言いますとダンバインの舞台である海と陸の間にある異世界“バイストン・ウェル”のメカが地上界にやってきてしまうんですね。そこで地上の兵器とどんぱちやりあうってわけです。

飛行機というぼんやりした存在から、「ホーネットじゃん!!」ってなっただけ。ブルっと体が震えました。飛行機プラモを作る前のかつての僕だったら、「ドラムロVSなんか知らん戦闘機」で終わっていた絵。それが「ホーネット」とわかっただけで、急にこの絵のエモ味が格段にアップしました。しかもドラムロのプラモは飛行機のメインスケールのひとつ1/48スケール……。箱絵と同じ夢のバトルを机上でも追体験できる!! ホーネットとわかった瞬間にさまざまな妄想が押し寄せてきて「あ〜プラモ作りたいよ〜〜」って幸せな気分になってしまったのです。

さまざまなプラモを作っていくと、こんなアハ体験もあって本当に楽しいですね。このキットはずっと昔からあるものだから「そんなの知ってるよ」という人も多いと思います。でも僕は、今日知りました。そして大人になって飛行機模型を作るようになった(僕の飛行機模型初体験は28歳か29歳頃。10年前ぐらいです)経験があったからこそ、気付くこともできました。いろんな模型を作ることって本当に良いですね。こんなちっちゃな気付きでしたが、僕はもっとプラモが作りたいという幸せな気持ちになりました。プラモって本当に楽しいよね!!