100円でプラモ用の筆ピッカピカ/ダイソーの「シリコンメイクブラシクリーナー」がめっちゃ調子いいです。

 このイボイボがやべえのよ!筆の穂先に入り込んだ顔料をほぐし出してくれるのさ〜ということで、DAISOで見た瞬間に「はいこれは絶対に使えますね」と思って買ったメイクブラシクリーナーです。もちろん税抜き100円。たしかに毎日お化粧する人のブラシにはいろんな粉がビシーッと入り込んでいるでしょうし、パフだってたまにはちゃんと洗いたいよな。いつも思うけど、化粧ってプラモデルに似ている。逆もまたしかり。

DAISO シリコーンメイクブラシクリーナー(折りたたみ式)

 シタデルカラーでプラモをガンガン塗っている様子です。シタデルカラーというのは水で薄めたり筆を洗ったりできるのですが、固まるとカッチコチになります。筆の根本に入り込むと筆が一気に痛むから気をつけてくれ。なるべく先端だけに含ませて塗り、塗ったら即筆をキレイに洗うのが鉄則です。これはシタデルに限らず模型用塗料全般に言えることですね……。

 水を張ったメイクブラシクリーナーに筆を入れてサワサワーと底を撫でると、めっぽう塗料が落ちます。シリコーン製なので溶剤耐性はそれなりにあると思いますが、水性塗料以外のものを使う人はご自身の責任でどうぞ。最初は底に入れられたパターンはけっこう適当なのかな〜と思っていたんですが、粗〜密が段階的に彫刻してあって、それぞれのイボイボが筆のどこらへんの塗料を掻き出しているのか、感触としてわかるのが面白いよ。

▲筆に与えるダメージも少なそうだし、青緑の塗料が完全に落ちて筆ピッカァ〜でございます。

 ちなみに縁をペコペコと広げると深さのある容器に早変わり。安定性が欲しい人は浅く、水多めで運用したい人は深く……とシチュエーションによって使い分けられるのもよろしおすな。ちょっとしたパーツ置き場としても良し、たためば厚さ2cm以下のコンパクトさですから、ひとつ持っておくといいでしょう。そんじゃまた〜。

DAISO シリコーンメイクブラシクリーナー(折りたたみ式)

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からぱた/nippper.com 編集長

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』https://wivern.exblog.jp の中の人。