柑橘の香りに包まれながらの親子モデリング! 『タミヤ リモネンセメント』が私たちに開いてくれた扉の話。

 息子がパーツはもとより、手を接着剤でベタベタにしながら貼り合わせたトラックの運転席です。やだ、ウチの子スゴい。

 私にサポートをされながらとはいえ自分でパーツを切り出し、接着剤で貼り合わせてカタチなったプラモデルの一部です。本人も慢心の笑み。完成品を与えられただけでは得られない、スケールモデルの醍醐味である「内部構造を制作過程で体験する」という喜びゆえの高まりでしょうか? 「トラックの運転席デキたー!」と、カタチになったばかりのプラモを手にして母親のもとへ走っていきました。

 物心付く前からスケールモデルに興味津々だった息子です。トミカやLEGOブロック、シンカリオンなどと同列に、ミリタリーミニチュアにヒコーキ模型、なによりも艦船プラモへの欲がスゴいのです。つくらせろ、所有させろと。なぜ? でも、いいね。良いセンスだ。ただ、私が作って与えるだけなのも何か違う……。スケールモデルの「組み立て」もぜひ味わってほしい。とはいえスケールモデルは基本、接着が必要。子供の健やかな成長を願う身としてはケミカル感が極まりない溶剤系接着剤はさわってほしくない。そんな私たち親子にジャストフィットしたのが所帯持ちモデラーの味方『タミヤ リモネンセメント』です!

 「もー。臭うからリビングでプラモデルしないでね!」と、ママに言われがちな所帯持ちモデラー。そんな我々に社会的地位を与えるべく「あら。柑橘系の芳香剤でも置いた?」と、ママが勘違いしてしまうような香りで包んでくれるリモネンセメント。なにかと肩身がせまい所帯持ちモデラーのためを考え、知恵と努力をふるってくれた俺たちのタミヤ!ありがとうタミヤ模型! ……と、今までは思っていました。

 しかし、リモネンセメントの説明にある「安全性も高い接着剤」という一文が保護者目線に強く響いたのです。今回、「スケールモデルは家族でも楽しめるし、楽しんでほしいのよ」というメッセージを、私はようやく受け取れたのです。

 ハサミ、のり、セロハンテープに続き、息子専用の道具の仲間入りとなった『タミヤ リモネンセメント』。ただ、幼児のおぼつかない手先では付属のハケがトゥーマッチでした。接着剤の量の加減がどうにもコントロールできないので、パーツも手も接着剤ですぐにベタベタになってしまうのです。そこで真っ先に頭に浮かんだのが『GSIクレオス Mr.接着剤用筆セット』です。このリモネンセメントのキャップにもシンデレラフィットしました。

 「少ないと思えるくらいがちょうどいい」と教わる事が多いですが、プラモデルの接着剤にもいえるのかと。息子がリモネンセメントをパーツに塗って貼り合わせていき…

 続いて、お父さんが流し込み接着剤の速乾で固定。これなら息子が組み立てを味わいながらも、プラモデルの制作はグングン進んでいきます。それと個人的な感覚の話ですが、リモネンセメントの柑橘の香りによって流し込み接着剤の匂いがまったく気にならなくなりました。ナイス消臭効果!

 パーツを切り出したゲート跡処理や説明書の解説など接着以外の工程もフォローしてあげながら、肩をならべての親子モデリング。ふたりとも夢中になって1時間くらいあっという間に過ぎていきます。そして組みあがったプラモデルを手にして、親子で「おー!」とライジング。たいへん良い!

 以上、スケールモデルで親子モデリングできるようになって、親子でライジングの話。基本、独りで完結していたストイックな趣味、それを身近で共有できる存在があらわれるなんて、こんなウレしい事はない。

 ただ、ひとつ注意喚起。今回紹介したリモネンセメントが安全に配慮された接着剤とはいえ、子供が触れるうえで肌についた接着剤をちゃんと拭き取ったり、液がハネて目に入ったりしない様に注意するなど、保護者として隣で見守りながら楽しんでもらいたいです!あと溶剤を使うときは換気を充分に!では、 エンジョイ親子モデリングッ!

<a href="/author/9153date/">ダテツヨシ</a>
ダテツヨシ

「つくる」をテーマに、世間話をしています。