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キラキラした海面でプラモを撮るなら、照明の位置をケアしよう!/「なみいたくん」レビュー!

 完成した船の模型を飾りたい……と思ってはや3週間。パキッと白背景とかバシッと黒背景でもいいんですが、船たるもの、海の上に浮かんでいるのがよろしい。そんなときには「なみいたくん」です。模型を飾るための海が売られているって、おもしろいですよね。

 なみいた……と言ってもトタンみたいなものではなく、ごく自然に海面の波打つ雰囲気を表現した透明のプレートが入っているアイテム。大きさは35cm×30cmくらいなので大きな船はちょっと厳しいですが、部分カット(クローズアップ)の写真を撮るにはもってこいです。

▲濃淡2色の青い色紙と、透明な波パターン入りプレートがセットになっているぞ
▲片方は静かに波打つ無風の海。もう片方は一方向から波がおだやかに打ち寄せている雰囲気のプレートです

 好みの色紙と好みのパターンの組み合わせによって4種類の海の表情を楽しめるこのなみいたくん、撮影するときにひとつのコツがあります。奥側から光を当てると、海面がキラキラしてとてもよろしい。船を置いて、船のさらに向こう側に照明を置きましょう。照明持ってないわ〜って人は窓際で撮れば自動的に半逆光になります。そんだけ!夕日が沈む海面がキラキラ光るのと同じ原理だな。

 波がキラキラするのと同時に、船の影部分がドシッと暗くなります。おかげで塗装していないプラスチックでも重量感マシマシ。ちなみにこれより視点を下げるとなみいたくんの端っこが見切れてしまいます。そんなときは奥に建物を置くなどして視界を遮りましょう。そんじゃまた!

からぱたのプロフィール

からぱた/nippper.com 編集長

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』https://wivern.exblog.jp の中の人。

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