リメイク映画を楽しむように、新作プラモを味わう話/タミヤ チャレンジャー2


 生まれて初めて、プラモを予約してしまいました。タミヤの新製品、1/48 チャレンジャー2です。予約するほどチャレンジャー2が好きなのかというと、別にそんなこともなく、ただただ「タミヤの新製品が作ってみたい」という気持ちでした。
 しかし、タミヤからは既に1/35のチャレンジャー2が出ていますが、これは作ったことがない。ほかの1/48戦車も、ほとんど作ったことがない。こんな状態で「新製品」を楽しめるのか?

 最近、似たようなことがありました。シン・ウルトラマンです。気になるけど、ウルトラマンは見てないし、シリーズものもほとんど知らない。それでも「知らなくても楽しめるよ」という言葉に背中を押されて映画館へ行きました。おもしろかった。もちろん元ネタとかは全然わからないんですが、ちゃんとおもしろかった。

▲迫力がすごい。

 そして発売予定日、模型屋さんから入荷の連絡がありました。ツイッターでフライング入荷の情報が飛び交うなか、発売予定日を遵守する模型屋さん、逆に信頼できる。それはそうと、新製品を新製品のうちに味わいたいので、新鮮なうちに刺身でいただきましょう。

▲パーツと一緒に波打つワクがかわいい。

 キャンバス付きのサイドスカートが大きいので、転輪の処理はスキップできます。隠れてしまう履帯の上部も省略されているのでサクサク進む。けど、車体を組んでる途中で力尽き、一日目は寝落ちで終わり。

 砲塔は、屋根を底面から柱で支えて、なんか立体駐車場みたいな風景ですね。そこに壁を貼ると砲塔になる。戦車らしくなってきたなと満足して、二日目の夜更かしを終える。

 三日目に砲身を取り付けて、小物を貼ったら完成です。記念撮影、はいピース!

▲大きな車体に長い砲身が迫力満点! チャレンジャー2、こんなにかっこよかったのか!!
▲成型色を活かしながら部分塗装したいので、透明サフこと、つや消しコートを吹き付けたところ。ここからはペースを落として楽しみます。

 結局、なにが新しいのか、なにがすごいのか、わからないまま最後まで組んでしまいました。なので、「ちゃんと組めた」「楽しかった」というのが、ぼくの感想です。
 原作とかシリーズものを知らなくたって、リメイク映画を楽しんでいい。新作プラモを組んでいい。もっと知りたければ、後から原作に触れてもいいし、先輩キットを組んだっていい。もったいないかもしれないけれど、かなり贅沢な体験でした。初体験は一度だけだし、新作が新作なのは今だけなので。

173/バブリシャス
173/バブリシャス

nippperを見てスケールモデルを始めた会社員。80年代生まれ。たまに書きものをする。かわいいアイコンは貰いものです。