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『零戦模型製作の教科書2.0』とタミヤのレジェンド零戦プラモで爆裂ライジングした話

 俺的に激熱ライジングな一件だった。ホビージャパンより発刊された『零戦模型製作の教科書2.0』、そこへnippperの縁あって写真協力したという誉れな話だ。プラモと写真と合わせて寄稿を楽しんできて4年ほどが経つ。自分の気持ちの高まりと向き合い、言語化するということが健康習慣となっており、日々をゴキゲンに過ごすために続けている。

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 そんな中、nippper副編のフミテシさんから「誌面作りのために零戦プラモとお子さんの写真を撮ってもらえませんか!?」との突然の電話が。光栄に思いつつも「うわ…重責ね…」という気持ちが大きかったのが正直なところ。結果、自分の写真が見開きでバーン!と使われてるのを見て、安堵しつつも思わず笑った。前歯の抜けたウチの息子が零戦プラモ片手に、満面の笑みでブンドドしているので「昭和感がスゴいな」と。皆さんもぜひ一緒に笑ってほしい。

 フミテシさんからのオーダーのひとつに「今でも普通に買えるタミヤの1973発売の零戦プラモ、その箱をお子さんが手にしている写真が欲しい」とあったので、速攻でAmazon発注したのがタミヤの1/48傑作機シリーズ『日本海軍 零式艦上戦闘機 21型 A6M2』であえる。模型のボックスアートの第一人者である高荷義之氏が描く、ド渋い零戦が描かれた箱絵が目印のタミヤ最初期のヒコーキ模型となる。タミヤを追いかけるなかでずっと気になっていたレジェンダリーキットだったので、食レポ番組の「撮影後、スタッフが美味しく頂きました」的に組んで、塗ってを楽しんだ。

 タミヤが「精巧なスケールモデルを作っていくぞ!」と仕切り直した’60年代後半。その5年度ほどあとに世に放たれたのがこの零戦プラモなのだが、同時期のミリタリーミニチュアと比べて精巧さがダンチで驚いた。彫刻の細やかさ、パーツの合いの精度がとにかく緻密。そう、実際の飛行機が工業製品として高い精度を求められることも模されている様に見えてくる。当時のタミヤが「社の威信をかけて全力で零戦プラモをつくるぞ!」という気迫を感じる。そんな本キットが今現在においても千円ちょっとで買えてしまう。半世紀前の製品をビンテージのレア品と扱わず、新品の工業製品として流通させるプラモデルメーカーの真摯な姿勢に敬意と好感しかない。工業人としてド渋な有り様だ。これはタミヤに限らず多くのメーカーにも言えることでもある。

 本誌が発売される少し前に発刊された「清水圭 飛行機模型筆塗り塗装テクニック」(略して”SSD”の続刊である”SSD2″)。その冒頭作例も1/48スケールの零戦だった。他メーカーのキットではあるのだが、同じ21型だというのはディスティニーでしかない。ということで、同じく明灰白色をタッチ色とした清水圭式で塗りたい気分に。半世紀前のレジェンドキットを現在進行形のマテリアルとメソッドにゆだねて筆塗りトライブすると、高荷義之氏の箱絵のような劇画調タッチで絵を描けた気分になれてこれまたライジングするのであった。

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 nippperへ寄稿をしはじめた4年前にはデジタル一眼カメラを持ってなかったし、ヒコーキ模型も含めてスケールモデルに触る機会がなかった自分。カメラもプラモも筆塗りも、何かを初めようとするには腰が重いもの。上手くいったり上手くいかなかったり、淡々とマイペースに積み重ねていくと自分でも思いもつかない喜びと出会える。そんな風にあらためて思えた今回の一件だった。nippperへの寄稿、面白いよ。こちらも是非。

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