デカールを貼るのが得意なからぱたが「このトレイだけは絶対に持っておいた方が良い!」とオススメしてくれた、プラモ向上委員会の「デカーリングQuickトレイ」。遂に僕にもこの工具を使う時がやってきました!!
ハセガワの車模型「マツダ サバンナ RX-7 (SA22C) 前期型 リミテッド」のシートです。いつもパワーとマークセッターの鬼塗りでデカールを貼っている私ですが、このデカールばかりは落ち着いてやらんとやばいな~とゴーストが囁いたのでした。
サバンナ RX-7の車内でひと際存在感を放っているのがチェック柄のシートです。これは何としてもチャレンジしてみたいと思ったんです! どんなに貼るのが難しそうなデカールでも、良いマテリアルや工具を使って突破出来たら超ハッピーですよね。さらにプラモが好きになるってもんです。デカーリングQuickトレイの箱を早速開けて見ましょう。
この工具は、水を吸った吸水性のスポンジの上に大量の水転写デカールを置いて、多数のデカールを一気に貼り付けOKのスタンバイ状態にできます。さらに吸水性のスポンジの水分により、デカールの乾燥を遅らせことができるので、多数のデカールを台紙から浮かせた状態にしておけます(説明書によると20分~30分そのままにして大丈夫だそうです)。
一気に大量のデカールを同時進行で作業できる快適さも素晴らしいのですが、このトレイを使うとデカールのコンディションがとっても良い状態で貼れるので、いつもよりきれいに貼ることができます。お水に付け過ぎてデカールの糊が大量に流れ出してしまったり、デカールを貼っているうちにスタンバイ状態のデカールが乾燥してしまうということが無いのです。
複数枚のデカールを貼り合わせたり、ガンプラや飛行機模型に大量のCAUTIONとかNO STEPのデカールを貼る時にめちゃくちゃ力になってくれますね! 一度使ったらもう病みつき。デカールQuickトレイの魔力は、プラモの仕上げ工程のデカール貼りを超楽しくしてくれます! 今すぐゲットしてください!!
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)