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究極のデカール貼り用工具「デカーリングQuickトレイ」はやっぱり凄かった!! 今日からデカール貼りも怖くない。

▲プラモ向上委員会の「デカーリングQuickトレイ」。デカール貼りが何十倍も楽しくなる工具でした!!

 デカールを貼るのが得意なからぱたが「このトレイだけは絶対に持っておいた方が良い!」とオススメしてくれた、プラモ向上委員会の「デカーリングQuickトレイ」。遂に僕にもこの工具を使う時がやってきました!!

 ハセガワの車模型「マツダ サバンナ RX-7 (SA22C) 前期型 リミテッド」のシートです。いつもパワーとマークセッターの鬼塗りでデカールを貼っている私ですが、このデカールばかりは落ち着いてやらんとやばいな~とゴーストが囁いたのでした。

▲このチェック柄がシート(椅子)のデカール。バラバラなデカールを1枚1枚貼って行くのです! ハセガワさんお得意のフィニッシュシートでこういうチェック柄欲しいですね~~それがあれば以下略……

 サバンナ RX-7の車内でひと際存在感を放っているのがチェック柄のシートです。これは何としてもチャレンジしてみたいと思ったんです! どんなに貼るのが難しそうなデカールでも、良いマテリアルや工具を使って突破出来たら超ハッピーですよね。さらにプラモが好きになるってもんです。デカーリングQuickトレイの箱を早速開けて見ましょう。

▲作業時間の短縮、たくさんのデカール貼り付けを一気にできるという謳い文句。その力に全力で頼ります
▲開けると、トレイと、樹脂製のピンセット、曲刃のハサミ、吸水性のスポンジが入っています
▲デカールをカットする時に曲刃のハサミはとっても便利。細かいデカールを避けながら、使用するデカールを切り出すことができます。曲刃ハサミ欲しい人は、このトレイ買いましょう! 一石二鳥です

 この工具は、水を吸った吸水性のスポンジの上に大量の水転写デカールを置いて、多数のデカールを一気に貼り付けOKのスタンバイ状態にできます。さらに吸水性のスポンジの水分により、デカールの乾燥を遅らせことができるので、多数のデカールを台紙から浮かせた状態にしておけます(説明書によると20分~30分そのままにして大丈夫だそうです)。

▲トレイに沈めるプレートが上下にガチャガチャ動きます。これがポイントなんですね!
▲プレートに、吸水性のスポンジをセット
▲トレイの内側にある線まで水を入れます
▲これで準備OK!!! 早速シートのデカールをスポンジの上に置いてみます
▲トレイを使う前だったら、1枚か2枚ずつ作業していましたが、このトレイがあればこんなにいっぺんにデカールを湿らせることができます!!! これは大胆に作業出来ていいですね
▲数秒置いてたら、一部のデカールがすでに浮いてきました。デカールの糊がトレイ内の水に流れ出さないように、プレートを引き上げます
▲後はいつものようにデカールを貼るだけ!!! スポンジの上でデカールは長時間潤っているので、デカール貼り作業に焦りも出ません!! 
▲位置調整とかじっくりしていても、残りのデカールが乾燥したりしないので、作業効率がめっちゃ上がります

 一気に大量のデカールを同時進行で作業できる快適さも素晴らしいのですが、このトレイを使うとデカールのコンディションがとっても良い状態で貼れるので、いつもよりきれいに貼ることができます。お水に付け過ぎてデカールの糊が大量に流れ出してしまったり、デカールを貼っているうちにスタンバイ状態のデカールが乾燥してしまうということが無いのです。

▲このトレイのおかげで、チェック柄のデカールが貼れました!!! やったぜ。シワとかあるけど、車にセットすればそんなに目立たないので問題無し!!!
▲めっちゃ可愛い……!!! 俺のサバンナにチェック柄のシートがセット出来て本当に嬉しい~~~

複数枚のデカールを貼り合わせたり、ガンプラや飛行機模型に大量のCAUTIONとかNO STEPのデカールを貼る時にめちゃくちゃ力になってくれますね! 一度使ったらもう病みつき。デカールQuickトレイの魔力は、プラモの仕上げ工程のデカール貼りを超楽しくしてくれます! 今すぐゲットしてください!!

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)

 

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