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掴め!プラモ肌塗りの成功体験!「染め塗り」で苦手意識脱却!!!

▲1/35 ミリタリーミニチュアの肌の塗り。1撃で成功体験を得る方法です

 

 小さいフィギュアの顔や肌の塗装で悩んだことあると思います。厚塗りになったり、なんか色がイメージと違ったり。モヤモヤしたまま続けているといつの間にかそれは苦手意識になってしまい、「フィギュアは肌が難しいから、作るのや〜めよっ」になってしまうことも。そこで今回は「あれ?いい感じじゃないか!」という成功体験ができる「染め塗り」をお届けします。過去にnippperでも紹介してますが、この方法、1/35スケールのミニチュアに超相性が良いのです。一度成功体験をつかめば怖いもんなし!!よっしゃ、いくぞ!!

▲まずは顔や手首など、肌色で塗るところを白で塗ります。タミヤアクリルのフラットホワイトを使用して塗りました。白が肌の下地になります
▲この1本「レイクランドフレッシュシェイド」があれば怖いもんなしです。この塗料で白く塗った肌を染め上げます
▲シェイドカラーはよ〜く振ってください。塗料が下に沈殿しているので、しっかり攪拌してフルでパフォーマンスを発揮できるようにしましょう
▲蓋を開けるとシャバシャバの塗料が蓋裏のベロに乗ります。これを使用します
▲塗るぞ〜、染めるぞ〜。緊張の瞬間。本当にうまくいくのか?大丈夫!気楽に〜〜〜
▲えい!!えい!えい!塗料を肌全体に薄く塗り広げるように。塗料が溜まった部分は筆先で吸い取るか、しっかり塗り伸ばして溜まらないようにしてください。乾燥後シミになります
▲完成。乾くとこのようにうっすら染まって自然な陰影が。これは1回染めただけ。色を濃くしたい場合は、完全乾燥後にもう一度染めればOKです
▲実際の1/35ミニチュアのサイズは塗料瓶とほぼ同じです。これだけ塗れていればめっちゃかっこいいと思います。染めた状態を下地として捉えて、ここから描き込んでももちろんOKです

 この1撃を体験するかしないかで、ミニチュアの塗装に対する意識に大きく差が出ると思います。僕は染め塗りと出会ってからは、積極的に戦車模型のミニチュアを塗るようになりました。顔の細部まで塗らなくても、そこにしっかりと「かっこいい雰囲気の人がいる」という表現が、この染め塗りで可能となります。

 まずはシタデルカラーの「レイクランドフレッシュシェイド」を1本買ってください。こぼさない限り長期間使える量が入ってますので、1度買えば長く使えますよ。染め塗りで肌の成功体験を掴んで、どんどん次のステージへ進んでください!!

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)

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