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柔らかなフィルバート筆は広い面や奥まったところもスイスイ塗れる!「ファレホシェーダーブラシ」レビュー

>B06002ファレホ シェーダーブラシ 2  473円(税込)

 京都のホビーメーカー・ボークスが日本の総代理店を務めるスペインの塗料メーカー「ファレホ」。このファレホが昨年から新作の筆を一気にリリースしました。しかも安価で、性能も良いという優れものなのです。どうやってこの価格でこのパフォーマンスを出しているの? とファレホに直接聞きたくなってしまうほどです。その筆の中から今回は、「シェーダーブラシ」というものを紹介します。

 名前のシェーダーというのはシェイド、つまりスミ入れや影色を表現するウォッシングのような塗装に向いている筆ということになります。しかしこの筆、実際に使ってみると毛先の柔らかさや、毛先が丸くなっている丸平筆形状(フィルバート筆)になっているので、筆ムラが目立つことなく塗装できることがわかりました。その様子をご覧ください。

 上がファレホの平筆。下がシェーダーブラシ。先が丸くカーブしているのが分かります。平筆よりもコシがなく柔らかめで、ボリュームがあります。そのためシャバシャバのスミ入れ塗料などをたっぷりと含むことができます。

 こちらはファレホの染め塗り専用塗料である「ファレホ エクスプレスカラー」で肌を染めている様子。塗料をしっかりと含むので、滑らかに染められます。筆も柔らかいのでディテールの奥まで塗料を送り届けられるのも良いです。

 そしてこの柔らかさと塗料の含みの良さから、広い面や凹凸の多い模型の塗装にも適しています。このアニキの服を塗ってみます。服のシワも多く、非常に隆起に富んだ模型です。

 塗っているところをアップにしてみると、筆が柔らかいのでこのようにディテールに勝手に追従してくれます。そのためディテールの出っ張りや、奥まった部分にも塗り残しなく塗装可能です。

 こちら緑と黒の部分をシェーダーブラシで塗りました。薄い塗料で2回ほど塗り重ねています。筆ムラもほとんどなく、キレイに塗装できています。

 優しくドライブラシするのにも適しています。毛が柔らかいので、ソフトな雰囲気のハイライト表現が施しやすいです。いかにもドライブラシで擦り付けました感はほぼ出ません。

 ちょんちょんと筆をスタンプするようなスタンピングもいい感じ。髪のグラデーションは、シェーダーブラシをちょんちょんと軽く叩くようにして塗りました。

 以前紹介した、先が尖っているプレシジョンと併用することで、タミヤの1/35スケールフィギュアのような小さな模型の塗装も楽しめます。複雑な形状のパーツ塗装や、広い面の塗装に大きな力を発揮してくれますのでオススメですよ。もちろん本来の用途であるウォッシングやフィルタリングもキレイに施すことも可能です。ぜひあなたの筆ラインナップに加えてくださいね! それでは〜。

>B06002ファレホ シェーダーブラシ 2  473円(税込)
B03000ファレホ プレシジョンブラシ 0   550円(税込)

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。

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