幻のポケモンの神秘さに魅せられて……。僕は木工と3Dプリントで「ポケプラ アルセウス」をおもてなし。

▲一目ぼれしたポケモンに、かっこいい台座を添えるぞ

 今春ポケプラで発売されたなんとも神秘的な雰囲気を漂わせる伝説のポケモンアルセウス。その雰囲気に飲まれてつい手を出してしまいました。とっても素敵なデザインです。

 色分けされた綺麗なパーツは、パーツを手でもいで組み立てればすぐにアルセウスになります。子供達でも楽しく、一緒に寄りそう親も楽しく作れる配慮が込められているのがポケプラの良い所です。

 期待した通り神々しい姿のアルセウス、いやアルセウス様! こうなるとアルセウス様を引き立てる台座も作りたくなりますね。パッケージのような棹立ちにするためのクリアの台パーツも付属しているし、画像の木っ端でももよいのですが、今欲しているのはもっと静かで神聖な雰囲気。神秘的なアルセウス様にはきっと神殿にある大理石の床のような場所が似合うに違いありません。

 そうと決めたら大理石の床風の台座を製作開始です。スチレンボードを切り出しても良い感じにできそうですが、自分は3Dプリンターで出力する環境があるので、Zbrushと3Dプリンターを使ってちょいちょいと石組のような床を作りした(導入したZbrushと 3Dプリンターを積極的に使って見て元を取るのです!!)
 四角や丸の台も良いのですが、やや味気なく感じるので、最近はそら豆型の地面がお気に入りです。

 光造形式の3Dプリンターで出力を掛けておよそ6時間後、朝起きたらレジン製そら豆形の地面が現れました。サポート材を取り除いた地面は積層痕とサポート痕を消すために軽く紙ヤスリで表面を磨いてやります。

 早速そら豆台座の塗装です。サーフェイサーを施し、模様になる黒を下塗りした上にウエットティッシュを伸ばして写真のように繊維状にしたものでマスキング。この状態で白を塗装します。

 剥がすと大理石風に……なりませんでした。黒も白もグレー寄り過ぎて、ただの灰色の石畳みになってしまいました。神秘さはどこへ……

 気を取り直して再度挑戦!!! 方法は同じです。今度はうまくいきました。マスキングする時にきっちりとウェットティッシュを密着させないと、隙間から塗料が回り込んでしまうことが分かりました。

 次は土台の木です。大理石風の台座をこれの上に置きます。高さを出すとより作品が際立ってかっこよくなりそうです。140円で買った「オニグルミ」という木の木端を、プロクソンの糸鋸盤で頑張って切り抜きます。オニグルミの木は家具なんかに使われる素材で変形が少ないのは良いのですが、とにかく固くて切るのも削るのも大変でした……。木を選ぶ時は加工のしやすさもポイントですね!

 切り抜いた板はギザギザの側面をサンドペーパーで綺麗に研磨。「和信ペイントの水性ペースト状ニス」を塗ります。この水性ペースト状ニスはとっても便利!!! ワックスより臭わないし、スポンジを使ってハケ塗りより均一に塗れるので使い易いです。油性のワックスよりも乾燥が早いですよ~。

 一晩乾かした木材に大理石風地面を接着し、塗装して仕上げたアルセウスを配置して……完成でーす!台座を3Dプリントで作った理由は、データを使いまわせるというのもあります。形や大きさや地面のパターンを変えることも容易なので、一度作ってしまえばプラモ台座作りが快適に。
 こうやって台座があるだけで、模型って何倍も良く見えるようになるので、ぜひあなたの模型もステージに立てせてくださいね。それでは~。

ミツタケ
ミツタケ

日々模型を通じて新しい体験と発見を楽しんでいます。3D造形も好きです。