部屋に城のある生活/童友社JOYJOYコレクション 高知城

 突然城を作ってみたいと思い、童友社のJOYJOYコレクションを購入することにしました。

 このシリーズは城ごとに縮尺はまちまちですが、その分コンパクトな仕上がりが魅力を優先したシリーズです。私はどのプラモデルでも完成サイズが気になる人なので、似たような人のために書いておくと、今回購入した1/500高知城の土台のサイズは115mm×175mmというサイズでした。

 箱を開けると土台となる石垣などの地面部分と、城の外壁、屋根瓦が3色に分けられていて、あとは緑地部分の再現に緑の粉末が入っています。建築模型を作っているみたいで思ったよりもずっと楽しく、私のように歴史に興味がない人間でも「建築している」という気持ちは楽しいものです。

 単純なパーツ構成なので、組み立てもあっという間。「あっさりしてるな」と思いましたが、初めての城のプラモデルは完成した後に本当の楽しみが待っていました。まず、手に持てば、飛ばないはずの城が飛びます。また、なんとなくキッチンに出しっぱなしのフライパンに置いてみたらこれはこれですごい。

 何気ない日常に、歴史的な建造物が介入してくる面白さは作ってみないとわかりませんでした。乗り物のプラモデルと違って、本来動くはずのない城を手に持って部屋のいろいろなところで撮影し、それを楽しむ時間はどのプラモデルとも違うユニークさ。

 オススメは部屋の中で一番高いところに置くこと。見上げて眺める城には、たとえ実物をこのように見ることがなくとも、なぜか納得してしまう妙な説得力と、城主が町全体を見下ろしていたのだろうなという当時の情景が浮かびます。

クリスチ
クリスチ

1987年生まれ。デザインやったり広報やったり、店長やったりして、今は普通のサラリーマン。革靴や時計など、細かく手の込んだモノが好き。部屋に模型がなんとなく飾ってある生活を日々楽しんでいます。
Re:11colorsというブログもやっています。