現代日本人のDNAレベルまでに「城」と言ったらこのイメージが刷り込まれている暴れん坊キャッスル&世界遺産「姫路城」。世界に誇るJAPANアイコン。そして模型屋さんのVIP席である棚の上に堂々と置かれているそのお姿。当時のフミテシ少年は中をみたくても届かない……模型屋さんのおじさんに取ってくださいと言って見せてもらって、すっと無言で返す勇気もないから声をかけられない……。結局どんなプラモなんだ?とモヤついておりました。大人になったオイラには、もう恥ずかしさも店のおじさんの心をチクリと刺すこともありません。「童友社 1/380 日本の名城DX01 姫路城」無血開城!!!!
芝生を生やしたり、木を植えたり、築城したりとひとつのキットでそれらを楽しむ要素がギュッと詰まったプラモ。それが「童友社 1/380 日本の名城DX01 姫路城」。私もですが、城郭模型の箱って目には入っていたもののこれまでほとんど開けたことが無く、今回やっと開けることができました。地面がドカンと入ってたのにはまさに衝撃でした。今年の夏はどこかの城主になってみようと思います。目指せ一国一城の主!!
■童友社 1/380 日本の名城DX01 姫路城 本体価格4500円(税抜き)
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)