インタビューに綴られたプラモアニキのかっこよさに痺れてプラモを買う。「アルマホビー 1/72 ワイルドキャット」

▲「スケールアヴィエーション」2022年5月号のインタビュー記事がきっかけで、僕はアルマホビーの模型を手にしました。買ったのはワイルドキャットの2機セット

 発売中の「スケールアヴィエーション」2022年5月号は、F-14トムキャット祭り!! 作例も写真も爆裂なかっこよさ!! 昨今発売されたトムキャットのキットの特徴も知ることができるバイヤーズガイドも収録されています。そんなF-14特集とは別に、モノクロページ内にとても面白いインタビュー記事がありました(読んでから、からぱたがまとめていることを知り二度びっくり!!)。そしてその記事をきっかけに、僕は初めてポーランドのメーカー「アルマホビー」のプラモを購入したのでした。

▲箱を開けると、木の香りが……アルマホビーとの初対面はアロマな雰囲気でした

 アルマホビーは、ヴォイテクとマルチンというプラモ大好きアニキが、2013年に立ち上げたポーランドの新興メーカー。Made in Polandで高品質な金型&製品を実現して、アルマホビーのプラモを世界中に届けたいというアニキたち。その熱いプラモ愛がビンビンに詰まったインタビュー記事を読んでしまうと……僕のようにあなたの机の上にもアルマホビーのキットが翌日届いていることでしょう!!
 今回のインタビューのように、最近の「スケールアヴィエーション」では海外メーカーへのメールインタビュー記事が定期的に掲載されています。メーカーだけでなく、各国の模型事情も知ることができ、それを読んでから模型店の棚前に行くと、海外メーカーのプラモとの距離がぐっと縮まった感覚を体感できますのでオススメです。

▲こんなすごい木製の飛行甲板ベースが一緒に入ってる!!

僕が購入したのは、1/72のワイルドキャットが2機セットで入っているキット。太平洋戦争でのライバルである零戦の隣に置きたいなと思ってセレクト。
海外メーカーのキットを開けた時の香りがいつも好き。メーカーによって本当に香りが違います。このプラモは箱を開けた瞬間にふわっと木の香りが!! その正体は、この木製の飛行甲板ベースでした。緻密なディテールが刻まれたこのベースを見ただけで、アルマホビーへの期待感が爆上がりです。航空母艦に乗る艦上戦闘機であるワイルドキャットを、よりかっこよく見せるための演出にまで気を配っているなんて、プラモが本当に大好きな人たちが送り出してきたキットなんだと感じることができます。

▲丸っと2機入ってます!!!

 同じキットではなく、FM-1・FM-2という2つのバリエーション(ワイルドキャットはアメリカのグラマンが開発。グラマンだけでなくGM(ジェネラル・モーターズ社)でも製造されます。そこで製造されたのがFMワイルドキャット)が丸々2機入っています。選択式じゃなくて、作り比べできるのがいいですね~。

▲機体はグレー成型のランナー(パーツが繋がっている枠のこと)2枚とクリアーパーツ1枚というシンプルな構成。デカールは、1枚に多数の仕様がまとめて印刷されています
▲上がFM-1、下がFM-2のランナー。細部の異なった仕様を細かく表現するために、それぞれを専用の金型で成型。気合入ってます!
▲パーツに寄ってみると、ディテールの美しさに目を奪われます。適度な深さ、ピシッとした彫刻。まさに一級品です
▲塗装を容易にしてくれる専用のマスクや、キットの解像度をさらに高めてくれるエッチングパーツまでセットされていました。エッチングパーツは、使用しなくても十分解像度の高い完成品が作れますので、ビビらなくて大丈夫です。

 アルマホビーは、プラパーツとデカールだけがセットされたシンプルな通常版の他に、通常版と同様のキットにエッチングパーツや専用マスキングシートなどをセットしたエキスパートセットと呼ばれるキット、今回僕が購入した全部盛りの2機セットなど、ユーザーが自分の好みで選択できるようなラインナップ展開をしています。これは海外の先輩メーカー(例えばチェコの模型メーカー・エデュアルド)も先行して行っている方法で、それを参考にしているのだと感じます。

▲最近組んだ海外メーカープラモの中でも、すごい精度でパーツが貼り合わさっていくコクピット

 試しに組んでみると、この精度に驚かされます。細分化されたコクピットのパーツは、ズレることなくピシッと収まるべき所に収まり、気持ちの良い組み立て体験を味わうことができました。
 形やディテールを追うだけでなく、キット開発においてモデラーが直面するであろう問題を徹底的に減らしていくことを基本方針としているとインタビュー内には綴られています。コクピットを組んだだけでも、そのメッセージを十分に感じることができました。

 

▲ぜひ、発売中の「スケールアヴィエーション」2022年5月号でアルマホビーのインタビュー記事をチェックしてください!!

 開発者やメーカーのストーリーを知ると、そのプラモの輪郭がよりクッキリしてきます。アルマホビーの物づくりに対する真摯な姿勢と、熱いハートがまとめられた素敵なインタビュー記事は、僕とアルマホビーとの距離を一気に縮めてくれました。今は、模型店にあるアルマホビーのプラモを片っ端から組んでみたいです。まずは、「スケールアヴィエーション」を側において、このワイルドキャットを完成させようと思います!!! ゴールデンウィークにアルマホビーのプラモを一緒に楽しみましょう!!!

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フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。月刊ホビージャパンで12年間雑誌編集&広告営業として勤務。ホビージャパンで様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。「ホビージャパンnext」、「ホビージャパンエクストラ」、「ミリタリーモデリングマニュアル」、「製作の教科書シリーズ」などを企画・編集。