
シタデルカラーの中から自分が思うダークイエローとライトブラウンを手に入れたことをきっかけに、タミヤの戦車模型のレジェンド「ドイツ 2号戦車」を筆塗りで楽しんでいるフミテシ。前回筆塗りしたダークイエローの上から、ドイツアフリカ軍団の車両にも塗られたライトブラウンのような色を乗せて味付けしようと思います。これを塗ることで砂漠での褪色感も出せると思います!

ドイツ軍のアフリカ軍団の車両のライトブラウンはこの「モルガストボーン」。シタデルカラーのメインの戦場であるウォーハンマーでは、骨の色のひとつです(ウォーハンマーにはたくさんの骨の色があるよ。戦いの世界だよ!)。こちらのカラーはシタデルカラーの隠蔽力が一番強い「ベース塗料」になります(ロゴに赤いマークがあるのがベース)。これをダークイエローの上からえいって塗ったらダークイエローは完全に隠蔽されてしまい、下に塗った意味がなくなってしまいます……。そのために上の写真にある「コントラストメディウム」でモルガストボーンを薄めます。こうすることで、モルガストボーンの色味を損なうことなく、隠蔽力だけを落として下地を透けさせることができます。





シタデルカラーには下地を透かして上塗りできる、隠蔽力を抑えた「レイヤーカラー」というものがありますが、そのレイヤーカラーにお好みの色が無い!しかも隠蔽力が強いベースカラーにはその色がある!って時は、今回のようにコントラストメディウムを少量混ぜてください。ラーミアンメディウムというものもありまして、そちらでもOKです! 隠蔽力のコントロールを試してみるとあなたの筆塗りの幅もより広くなりますよ!! ぜひお試しあれ!!!
