


ロシア最大手プラモメーカー・ズベズダが、より多くの人にプラモを楽しんでほしいと考えて送り出している「1/72 スナップキット仕様飛行機模型シリーズ」最新作のホーカー ハリケーンMk.2C。前回は本キットのパーツの特徴をお届けしました。今回はこのキットの組み味をお届けしていきましょう! スナップフィットはちょっと硬めだけど、ピンを少しカットしてあげるだけでパウッと解決しちゃうので心配しなくて大丈夫よ。

飛行機模型に限らずスケールモデルの今のシーンにおいて、パーツの接着or接続面積の取り方で組み立てやすさを上げていこうという工夫は多くのメーカーで見ることができます。自分がそれを意識して体感できたのがマックスファクトリーの島風でした。艦船模型のパーツを如何に組みやすくするか。あのプラモを組んだ時その視点が僕にも芽生え、このハリケーンを組んでいる時もパーツを接続する軸に注目していました。





翼や胴体の各パーツは、大きな軸や長い軸があり、極力ピンセットを使わなくても組み立てられる工夫がされています。胴体の桁の様に誰でもガッチリと組むことができるパーツが入っているのも見逃せません。胴体と主翼ができたので、お次はパイロット。このキットにはソ連兵とイギリス兵が各1体入ります。





もっと形状の良いハリケーン、正統派なハリケーンはあるかもしれません。ただこのズベズダのハリケーンはニッパーとデザインナイフだけでほぼ組めるので、「工具を使って切る」「キットパーツを接続する」というプラモの入り口を教えてくれる飛行機模型です。プラモを初めて作る人にも、飛行機模型を初めて作る人にも楽しんでほしいというズベズダのメッセージが詰まったプラモです。形状もかっこいいし、フィギュアも本気のものがセットされます。そして価格も明らかに戦略価格というお手頃さ。この中にあるアイディアが、さらに次のアイテムで磨き上げられていくのかと思うと楽しみでしょうがありません。そんなプラモを僕は購入して作って応援していきたいと素直に思うんです。それでは。