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ドイツ戦車兵の憂鬱。空からの恐怖を2人のアニキで表現する傑作プラモ「タミヤ ドイツ戦車パンサーG(後期型)」

▲強い戦車も空からの恐怖には敵わないのか……。砲塔に座るアニキのコーディネートのかっこよさと脱力感も最高な箱絵です

劣勢の空気感まで立体にするタミヤの戦車模型「タミヤ ミリタリーミニチュアシリーズ」。どんなに良い戦車でも、敵軍に制空権を取られてしまうと限りなく行動を制限されてしまう……そんなことを僕に教えてくれたのが、このパッケージの「ドイツ戦車パンサーG(後期型)」のアニキたちでした。特にゴーグル姿で砲塔に座り、空を見上げるアニキの脱力感には心を奪われたものです。

▲このランナーに空から来る恐怖心が詰まっています

パンターGの後期型が登場する1944年にもなるとドイツ軍は連合軍に制空権を奪われ、「我々の空軍は何処だ!?」とぼやくほど、地上部隊は連合軍の戦闘爆撃機に苦しめられます。せっかく強力な戦車に乗っているのに本来の力を発揮できないもどかしさのようなものをこのアニキたちは伝えてくれます。

▲「今日もおいそれと動くことができないのかね〜〜〜」とか言ってるんでしょう。きっと

こういったプラモを手にすると、戦車模型から飛行機模型にも興味が湧くことでしょう。空を見上げるアニキたちは何に警戒しているんだろうか? そもそも第二次世界大戦の飛行機ってどんなのがいたんだろう? 空への恐怖心が詰まったアニキたちが、きっとあなたにWWIIの空への好奇心を掻き立ててくれることと思います。まさに陸と空を繋ぐプラモ。タミヤ 1/35 パンサーG(後期型)にはそんな魅力があります。

フミテシのプロフィール

フミテシ/nippper.com 副編集長

1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。

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