「ポリメタルグレーメタリック」って何色?/タミヤのロードスターRFに合う塗料を探して。

 「ポリメタルグレーメタリック」という色がある。マツダ車にラインナップされているカラーで、これがなんとも言えない不思議な色なのだ。Googleとかで画像検索してもらえると分かると思うが、写真によって色味がまちまちだ。近くで寄るとメタリックカラーらしさが感じられるけど、写真ではソリッドカラーにしか見えない。光の具合によって、グレーというよりは薄いブルーのようにも見える。この不思議な色合いを部屋に置きたいと思い、タミヤのマツダロードスターを作ることにした。

 プラモデルというのは、買うと説明書がついていて、組み立て方と塗装指示が書いてある。指示通りに組み立てて、塗料を買ってきて、塗る。するといい感じのプラモが完成するというわけだ。

 さて、ポリメタルグレーメタリックはどういう風にして塗装するのかなと説明書を見てみると何も書いていない。どうやらこのプラモデルが発売されたときには、このボディカラーは実車のラインナップになかったみたいだ。自分でこの色を作るのは大変である。「そのものズバリ」みたいな塗料がないかなあ……と探していて、発見したのがガイアノーツの「フォグブルー」だ。

 この塗料、「ボトムズカラーシリーズ」と銘打って発売されているもの。微妙な色合いなのに、つや消しではなく光沢なのがうれしい。そのまま塗ってもツヤツヤだし、上からクリアーをスプレーで吹けばモーターショーに展示された車みたいに、ライトが反射する綺麗なボディになる。

 「フォグブルー?メタリックでもないしグレーでもないじゃないか」という人もいるかもしれない。その気持ちはよくわかるが、そもそも実車を1/24に縮小したとして、塗膜の中に封じ込められたメタリックの粉が人間の眼に見えるのだろうか?それに、このポリメタルグレーメタリックという色は写真でみてもそんなにメタリックに見えない。

 ポリメタルグレーメタリックというのはあくまで色の名前だ。名前にとらわれず自分の眼を信じてよく見てみてほしい。グレーがブルーに見えたらそれでいいと思うし、メタリックに見えなかったらソリッドカラーでも全然かまわないと思う。自分で選んで、塗って、「いいじゃん!」って思えたらそれが「自分の見えているボディカラー」ってことなのだ。

もとぴ
もとぴ

東京在住。世界を理解するための糸口としてプラモデルを制作中。趣味の記録や思索のためにnoteも書いています。