あなたの人生を変えたプラモはなんですか?思い出の「1/100 トラッドイレブン」

 あなたの人生を変えたプラモはなんですか?……と、大きく出ましたが、私的にはコレ、バンダイ1/100「トラッド11(イレブン)タイプ」。時は1983年、それまで物心ついた頃から主にキャラクター(ロボット)を中心に戦車、戦艦、車(スーパーカー)のプラモをを作っていました。

 が、中学生になって今までに知ってたロボットのプラモデルとは別次元の大人なパッケージ、「ウォーカーマシン」と呼ばれるロボットというよりは作業機械的なデザイン、さらに箱を開けたら「リアル」なパーツが並んでいて何度も驚きました。

 お値段も当時は400円と手ごろだったので、3個買いました。あまりに衝撃的だったんで西友のオモチャ売り場だったことまで覚えてます。あの頃はいろんなところでプラモが買えたし、当時のオモチャ売り場の棚はプラモ率が高く、ホビージャパン別冊『HOW TO BUILD GUNDAM』にもここで出会ったんだな!

▲クリア風防やドラム缶等の小物やフィギュアも入ってて完成度、満足度の高い素晴らしい商品です

 もちろん白バックにイラストの入ったパッケージがタミヤMMシリーズのオマージュだ、っていうのはわかってたんですけど、それまでは戦車も「静的な白箱」よりは「動的な活躍想像図」のほうが子供ゴコロに刺さっていたのです。それが「白箱、大人だなあ~」と思い始めた頃にこのトラッド11白箱に出会ったもんだから、それまで組んでいた「単にスケール表記がついてるだけ」のロボじゃなくて、本当にスケールモデルなロボだ!という中学生的な頭脳でやられちゃったわけです。

 組み立て図に塗装指示がありますが、このシリーズは「ウォーカーマシンは特に決まった設定がありませんので自由に塗装して下さい。」なんて書いてあります。当時はどうしたらアニメに出てくるモノに近づけるか、という発想しかなかったので、これにはちょっと頭をハタかれた気分でした(「好きな色で塗れよ!」ってなかなか言われない世界だし)。

 そんな訳でザブングル沼(マッドシー)にどっぷりハマったワタクシはせっせとお小遣いをつぎ込み、(ときどき「えっ?」て言いながら)ウォーカーマシンを買ってゆくのでした。……というか、これを書いている今も作ってるわけですよ。ウォーカーマシンを。

 最近ザブングルシリーズのプラモが再販されましたが、いまだにパッと店頭から在庫がなくなってしまうのは高い人気がキープされている証拠。探せば出会えるかもしれませんから、模型店を探検してみましょう。

 これを読んでる皆さんの人生を変えたプラモ(しかも今買えるヤツね)もお聞きしたいです。何度か投稿していますが、写真や原稿の内容についても厚いサポート体制で、けっこうなんとかなるのでドシドシお願いします。という仲間のお誘いで今日はひとつ。

馬渕 洋
馬渕 洋

52歳。年長フリーター、彫刻家、特殊工作人、BQ artist、邪道書家、から好きなものをお選び下さい。