
これからのロボットプラモライフが楽しくなること間違いなし。プラモ史に刻まれるアフターパーツになると、個人的に思っている傑作「ウェーブ NEW F・ハンド」。固定指で造形を優先したこのハンドパーツは、僕らが思い描く「ロボットプラモのかっこいい手首」を、そのままランナー(プラモのパーツが繋がっている枠)の中に封じ込めたような存在です。

先にグレー成型色(プラスチックの色)が発売され、続いてホワイトもラインナップに加わりました。白い手首を持つロボットは意外と多く、成型色を活かした仕上げにもすっと馴染んでくれるのが嬉しいポイントです。

形状は「角指」と「丸指」の2種。サイズはSとMが発売されていて、12cm~15cmくらいのロボットプラモにちょうど良い感じになっています。パッケージ中の台紙のアイコンが四角が角指、丸が丸指になっています。

僕は特に丸指に惹かれてしまいました。ロボットキャラクター黄金期とも言える80年代のメカは、アニメの中で力強い丸い指を使ってさまざまな演技を見せてくれました。設定イラストでも、ぐっと拳を握ったあの力強さがとにかくかっこいいのです。このウェーブ NEW F・ハンドがあれば、そのかっこよさを手にできるのです。

特にこのハンドパーツは、アニメ放映当時に発売されていた80年代レジェンドキットを輝かせます。手首を新しく作り直すとなると、かなりの技量を要します。ウェーブ NEW・Fハンドがあれば、組み立て差し込んであげるだけでいいのです。


手首が変わるだけで、ここまでクオリティが上がります。ロボットプラモにおいて手首は第二の顔とも言える存在なのだと、改めて思い知らされます。

ウェーブ NEW・Fハンドの軸径が、取り付けたいキットと合わない場合は、いったん軸をカットして、キット側の径に合うプラ棒へ差し替えるのがおすすめです。今回手首を取り付けたネオファムは、軸径がウェーブ NEW・Fハンドのランナーと同径だったため、ランナーをそのままカットして軸として使用しました。手首側とランナー軸の両方にドリルで穴を開け、シンチュウ線で接続。最後に接着剤でしっかり固定しています。

武器持ち手、平手もキットに付属。武器持ち手はグリップをしっかりと握れる形状になっているので、より一体感が出て引き締まります。

小さな手首が、あの頃のレジェンドたちをもう一度輝かせる。これぞアフターパーツの鏡です。僕たちはいま、最高に幸せなハンドパーツを「プラパーツ」として手に入れられる時代にいます。素組みにこのウェーブ NEW F・ハンドを付けるだけで、あの時代の空気ごと閉じ込めたかっこよさが、目の前に帰ってくるのです。