

バンダイスピリッツから発売されているレギンレイヴのプラモは1/48スケールだ。アンジュ機のミサイルポッドがかっこいいので作ったのだけど、クレナ機は長砲身88mm滑腔砲を装備しているという設定で、選択して組み立てることができる。「滑腔砲」と言うくらいなので実体弾を飛ばすのだろうが、これがまあべらぼうにデカい。

コクピットの前にぶら下がっているふたつの火器は「12.7mm重機関銃」という設定なので、どちらも現実世界に存在する兵器のなかでもメジャーな数値を引用することによってハードボイルドな戦闘メカの空気感を演出しているんだな、と理解できる。

レギンレイヴと同じ1/48スケールで発売されたタミヤのナースホルンをちまちまと組み始める。このドイツ製自走砲もメインの武装は88mm砲(8.8cm Pak43)であり、プラモならではの「実在した昔の兵器とアニメに出てくる架空の兵器を同スケールで並べて眺める」という遊びができることに気がついた。

組んでみるとこの差である。砲身の長さもさることながら、太さも数倍違う!レギンレイヴのほうはとんでもない初速が出そうだし、弾の威力もめちゃくちゃなことになりそうだ。同じスケールの兵士も置いてみたが、電信柱よりうんとデカい棒を振り回す四脚兵器というのはそれだけでとてつもない存在だということがわかる。


もちろん、スケールモデルがリアルでロボットプラモはリアルではない、みたいなことを言いたいのではない。もののサイズや形状を文字通り手に取りながら眺め回し、同じ縮尺でどう見えるのか、どちらのほうが大きいのか、人間のサイズはどんなもんか……というのを比べる。これがプラモの楽しいところであり、僕らが全能感をふと味わえる瞬間でもある。