
うっほ!ガトリング砲!かっこいい最高! 皆さんにも思い出深いガトリング砲のひとつやふたつあるでしょう? アニメや映画の劇中にガトリング砲が登場すれば「キタこれ!」とリビドーが爆発しちゃうハズ。 バンダイスピリッツが放つ『境界戦機ウェポンセット8』はロボ輸送用車両にガトリングガンと、リアルロボットを鬼盛りカスタムできちゃうパーツセット。無骨なビークルに好き勝手にガトリング砲をオンするだけでまず異様に盛り上がってしまう。セットにあるミサイルランチャーとスモークディスチャージャーも欠かせない脇役で、要するにサイコーな一箱なのだ。

アニメ『境界戦機』関連のメカに30 MINUTES MISSIONSの「拡張性を重視したカスタマイズ用の3mm径の接続穴」の要素が盛り込まれるという、(バンダイスピリッツの自社IPとしてデザインの制約がないにせよ)両作品のルックの境目が曖昧になる事態に。それゆえ両者を組み合わせて遊ぶことの親和性がより高まったともいえる。大括りで「バンダイスピリッツのリアルロボットプラモたち」という印象が強くなり、ブランドの統合整備計画みたいなことが起きていて面白い。

小1の息子が模型店で「これカッコいい!」と手にしてきたのだが、ミリタリーミニチュアの戦闘車両が持つ無骨なリアリティさを感じている様だった。箱がブ厚く、ズッシリしているので価格の割にその重量感で「なんか良い買いモノをした」と謎の満足がある。

ガトリングガンは最低限のパーツ構成で各銃身が分割されており、満足のディテールとなっている。なおかつ、まぁまぁデカくてけっこうボリューミー。ひと昔前のリアルロボットプラモのガトリングやバズーカってどうにも小さくて「コレジャナイ……」と淋しい気持ちになっていたことを思い出すと、大変豊かな時代になったね。

面と面とが組み合わさり立体になっていくさまはミリタリーミニチュアの車両の組み立てと同じように見えた。そしてマッシブな車両がみるみると組み上がっていく様は爽快だ。最近、息子が「自分ひとりでヤリ切りたい!」という気持ちが強くなってきていて、接着剤を使わないスナップフィットのキットがジャストだった模様。スケールモデルの戦車や戦闘車両を組み立てたいが、接着剤を使うときに親に見守られるのが少しイヤになってきたみたい。自我の芽生えか……。

完成するとさっそく『水星の魔女』のガンプラを搭載、怒りのデスロードしてブチ上がっていた。『AMAIM輸送用車両ドレッドノータス』という劇中では立派な名が、個性があるのに『HG境界戦機ウェポンセット8』というナンバリング内に納められてしまったこの武装ビークル。それゆえひとつのアニメ作品の世界に納めなくてもよい凡庸性を得れているとも感じる。ガンプラも含めた大括りで「リアルロボットプラモ群」のなかのひとつとして遊べるようにと、そんな狙いもあってデザインされ、キット化されたのではないのかな?
どうあれ、ガトリング砲と武装ビークルがグットルッキングすぎて追加でもう一個買っちゃいましたから。カーゴを増々連結できて気分はリアルロボット界のウォー・タンク!良いよ!