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高性能な小型Uボートをお馴染みの1/144でお届けするプラモ。

▲艦橋に立つ人の姿で大きさが分かりやすいステキなパッケージ。

 Uボートと言えばドイツ海軍の誇った潜水艦。基本設計は第一次世界大戦の時に完成しており、大きな変更もなく第二次世界大戦にも使用されたんですが、さすがに陳腐化してしまい戦時中に慌てて新設計されたのがXXI型や今回紹介するXXIII型。蓄電池を大量に搭載し、新型モーターを動力源とした新型Uボートは高速潜水航行が可能となり、予定通りの高性能っぷりを発揮しました。生き残った艦艇は戦後も使われていたことからもそれを裏付けられますな。

 今回はドイツレベルが発売しているXXIII型を紹介。大西洋などの外洋での使用ではなく、沿岸部での行動をメインとしたこの型は船体も短く、小回りの利く潜水艦となっています。シンプルなデザインはしれっと現行潜水艦の中に潜り込ませてもわかんないかも。

▲シンプルなデザイン故パーツもシンプル。
▲ランナーに輝くICMの文字。

 このレベル製のキットはウクライナの模型メーカー、ICMが発売している同じ型のキットと内容は一緒。いわゆるOEMってやつですね。

▲シンプルだけどディテールはしっかり入ってます。
▲アッと言う間に潜水艦。

 潜水艦のプラモデルっていうとさ、っきも触れたように形状はそんなに大きく変わらないんですよね。最初の頃のUボートは所謂「船型」ですが、このXXIII型ぐらいからシンプルな円筒形型や水滴型になり、今の潜水艦も用途の違いで大きさの差はありますがやっぱり円筒形や水滴型。このキットも30分で組めます。

▲いやいや。今回のキモはスケールだ。

 そう、パッケージに輝く「1:144」の文字……。この潜水艦のプラモは1/144なのですよ! 1/144といえば以前も何度か紹介しましたが、スケールモデルのサイズとしてはそこまで珍しくありません。ところが潜水艦(に限らず軍艦プラモ)というと1/350や1/700あたりの艦船模型スケールがお馴染み。沿岸用小型潜水艦とはいえ、15人前後の搭乗員が乗る潜水艦のプラモとしては絶妙なスケール選択なのです。

▲1/144のパンター戦車と並べてみる。

 こういう「同スケールで並べてみる」遊びが出来るわけです。戦車小せえなあ…当然ミニスケールの飛行機とかも並べられるぞ!探してみたら対潜哨戒機のプラモもあるだろうから、潜水艦発見ごっこも同スケールで再現可能だ!楽しいぞ! (にこにこしながらお酒を飲む)

▲もちろんコレも出来る。

 いやいやどうせ並べるならズゴックとかの水中用MSにしようぜ……せめてアクアジムとかさあ……と思ってはいますが、ごめんね。手持ちがなかったので陸戦ジムと並べてみたよ!いやなんというか小さいんだか大きいんだかわかんなくなってきた!

 実際はもっと大きな潜水艦のほうが多いんですけど、こういうジャンルを超えてそこそこお気軽に並べられるのは面白いですねえ。プラモデルならではの楽しみ方ってところでしょうか。レベルからはよく見る形状のUボートVIIC型1/144プラモデル(今回のXXIII型の倍ぐらいのサイズ))も出てるので作り比べてみるのも一興ですな!

Jose Cuervo
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内藤あんものプロフィール

内藤あんも

1977年生まれ。戦車道とスピットファイア道を行き来する模型戦士。生まれ育ちは美濃の国、今はナニワ帝国の片隅でプラモデルを作る日々でございます。

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