あなたの架空戦闘メカはどこから?/仰天改造プラモ、ハセガワのMi-24 ハインド “UAV”

▲’UAV’ (=Unmanned aerial vehicleの略、無人航空機)仕様のハインド。SF!

 私の好きな戦闘ヘリはロシアのハインド。ゲームなどでは敵メカとしてでてくることが多いが、なぜか昔から好きなのよね。

 というわけでハインドを作ろうとネットを探すと、おおぉ結構バリエーションあるねぇ。お、なんかカッチョイイ奴がヒット!よーし今回はコイツを作ってみよう!

 なおこの機体は実在せず、プラモオリジナルの設定。同社のサイトでストーリーが読めます(まぁハインドはちょこっとしか出てこないですが)。

▲通常のハインドに対してレジンパーツとUAV仕様のデカールが追加されています。

 同社のハインドEに追加パーツを加えることでUAV仕様に。元キットのハインドEのパーツは全て揃っているのでハインドEに組むことも可能(まぁ、このキット買ってハインドEに組むことはないと思いますが……)。

▲機体本体はアジの開きのように真っ二つ。今回は接着ついでにヤスリでつなぎ目もけしました。
▲ブレードは重力の影響を受けてしなった状態を再現
▲パイロット及び歩兵付き

 おっ、ランナーに兵士のフィギュアを発見!パッケージやウェブサイトの説明にも記載がなかったのでこれは嬉しい誤算。やはりフィギュアが機体周辺にいるとドラマ性が出てきていいよね!

 ……しかし、よく見るとUAVという未来ガジェットに付属する歩兵としては装備がやや古めの印象。アフガン侵攻(1979年~1989年)頃のハインドEに付属する兵士なのでしょうがないといえばしょうがない。今回は保留して将来どこかで使おう。

▲ハインドは兵員輸送能力もあるのでキャビン(人員/貨物を乗せる区画)もある

 胴体側面にあるキャビンのハッチが開閉どちらで組むか選べる仕様になっている。うーん、ハッチオープンにしてこっからAC-130(2007年の映画『トランスフォーマー』の砂漠戦参照)みたいに大口径砲生やしたら超SFメカっぽいよなぁああ。シルエット的には閉じてる方がカッコいいかなーどっちにしよう……としばし悩むが、パーツ精度がぴったり合うので接着せずともハマることに気づく。未来に選択を託そう(先送り)。

▲追加パーツはコクピットの一部を切り離して取り付け。

 説明書にはコクピットのこの辺を切るという図解のみのスパルタスタイル。思い切ってえいやっと切り落として、キャノピー及び各種パーツを貼り付けていけば……。

▲トータル6時間程、なかなかの組みごたえでした。
▲ゲーム等だと下から見上げる事の方が多いですね。

 というわけで完成。追加パーツは2個と少ないものの、もともと異形なヘリだけあってキャノピーが変わるだけでSFメカっぽさが魔法のようにアップ。この手のデザイン大好物よ! あと架空機体なので自分設定も入れやすそうなのも良い……。ちょっと手をいれてレールガン的なものでもつけてみようかしら。

 ところで、何きっかけでハインドを好きになったのか記憶をたどると、ゲーム『メタルギアソリッド』のリキッド(ボス敵)が乗っていて……あっ違う、こち亀だ!

 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』66巻に収録されている『追跡200キロ!の巻』で、部長が誤って持って行ってしまったお下劣写真を取り返そうと、新幹線を追いかけるのに使われたのがハインド(E型)だった。

▲このあと両さんが007並みの活躍でお下劣写真を取り返します
出典/『こちら亀有公園前派出所』66巻より (C)秋本治・アトリエびーだま/集英社

 こち亀に登場する兵器やガジェットって、適度なマニアックさとカッコ良さがいい塩梅で紹介されており、このハインドもやってることのバカバカしさはさておき、劇中では新幹線に追いつける超兵器的として説明されれば、そりゃぁ子供心に超強いカッコいいヘリとしてインプットされますがな。

 さて、この記事書きながら改めて読み返すと、こち亀きっかけで知ったミリタリーメカのなんと多いことよ……。好みの源流を辿っていったらこち亀で見たのがきっかけって人も結構いるんじゃないかしら?

コピルアク
コピルアク

本業はゲームとか作る人だが、趣味のプラモを職場に飾ると「君の作るゲーム内容より良くできている」だの、「別の道行ったほうがよくない?」などと周りから言われる39歳会社員。