飛行メカ、駐機状態で組むか? 飛行状態で組むか?/ お湯を使ったプラモのパーツの整形術!

▲駐機状態ではローターが重力で垂れているのがリアルだが…

 飛行メカを駐機状態で組むか、飛行状態で組むか。これは未だ答えの見つからない人類最大の命題かと思う。

 この問いにおいて、前回レビューしたハインドUAVは私の中では飛行状態一択である。ヘリブレードの直径的に機体を斜めにしないとコレクション棚に入らない&斜めにしても違和感ない飛行状態しか選択肢がない。という超個人的な事情によって決定した。

 飛行状態にするにあたって問題はローター。キットの仕様では駐機状態(地面にいる時)前提なのでブレードが重みで垂れ下がった形状になっており、飛行状態にするにはコレをまっすぐにする必要がある。指で白化するまで曲げればなんとかなりそうだが……文明人としては化学の力を使用する。

▲おまんじゅうのプラ皿にお湯を注ぐ

 プラモに使用されている主なプラスチックは「スチロール樹脂」「PS(ポリスチレン)」などと呼ばれている。この素材は70~90℃前後で柔らかくなり、この時形を整えて再び冷やすとその形が定着するらしい。それ以上の熱を加えると溶けたり、強度がもろくなったりするので注意が必要とのこと。

 ふむ、温度の範囲的にはお湯を使うのがちょうど良さそう。さっそくつけてみると……おおお、瞬時に柔らかくなる。よいぞ。よいぞ。

▲薄いプラ皿だと湯がすぐ冷めてしまったので選手交代

 なお、お湯を入れる容器は”比熱”が大きく温度変化しにくい素材(マグカップとか)の方が、お湯が冷めにくいのでベターでした。

▲上がお湯につけて曲げたモノ。下がキットのデフォルト。
▲機関砲もレーザー砲(のつもり)に改造。SF!

 ついでに空中仕様ということで、ランディングギア(車輪)を格納する。後部のハッチは干渉する内部のカドを削ればピッタリハマり、パーツ精度バッチグー。前輪はエアロパーツで一部覆われている以外は露出しているのが本来仕様だが、改造が大変そうなのでハッチ内に完全収納されるものとする。した。SFなので。

▲機体を斜めに設置すれば……飛んでいる感が出る!

 というわけで飛行状態に改造完了!今回の「お湯につけてパーツを整形」という技、昔はパーツ精度の良くないプラモに対し主に使われたと聞くが、今でもガンプラの指を曲げる等いろいろ応用が効きそうな技!とはいえ熱湯に注意なのと、プラモに食器使うとおうちの人に怒られちゃうこともあるので注意してね!

コピルアク
コピルアク

本業はゲームとか作る人だが、趣味のプラモを職場に飾ると「君の作るゲーム内容より良くできている」だの、「別の道行ったほうがよくない?」などと周りから言われる39歳会社員。