
模型における「定番」とは2種類の意味があると私は思っています。まずは誰にでもオススメできるまさに「定番の味」。つまり傑作キットのような物です。もうひとつは「お店でよく目にするあの子たち」。どのお店に行っても置かれているプラモたちという意味。今回のモデルアートの特集の定番は後者よりの内容に思えます。ですので「1/72 トムキャットっていろんなメーカーから出ているけど中身はどうなの?」とか「どこの模型店でもみるあれの中身って?」という記事が展開されます。丁寧なOPEN THE BOXを誌面で楽しむことができます。






気になるプラモの箱の中身をみることが出来るのってやっぱり楽しいですよね。そんな気分を味合わせてくれる特集でした。冒頭でもあげた2種類の定番。次はこの機体はこれこそが定番!!のようなリコメンド記事もモデルアート流の丁寧な記事でぜひ見てみたいです。今月号を読んで飛行機模型の棚の前に行くと今まで目に止まらなかったものが見えるかもしれませんよ。
今月号では特集以外に柳井建二氏による「ズベズダ 1/48 ハインド」の作例が見所満点でした。リベットの差し色や褪色表現塗装はとても面白いので真似してみたいです!!
