
「褒められたい」と漠然と思うことがありますが、皆様はどうでしょう。作ったプラモデルを褒められたいのはもちろんですが、新しく買った時計や洋服、ガジェットなんかもそう。褒められたい……。
ちょっと前なら「その時計、買ったんすか!」「あれ、髪切りました?似合いますね!」なんてコミュニケーションがたくさんありましたが、誰かと会う機会が激減したので、この褒められたいという気持ちは加速し続けます。そして部屋に置いてあるプラモデルたち、飛行機にしても戦車にしても車にしてもそうですが、そこに付随する人物は基本的にはパイロットだったり、兵士だったり、佇む人だったりと、かたわらで芝居をすることで乗り物にドラマを付与する役目が与えられています。その点、ハセガワの1/24レースクイーンのお姉さんはすごいです。
とびきりの笑顔とキュートなポーズで「イイね!」と言わんばかりの雰囲気炸裂。レースクイーンだからと車の側に置かなければと思いましたが、そんなことまるで無し。ありとあらゆるものを褒め尽くします。



まじでなんでも褒めてくれます。弾ける笑顔が眩しすぎる……。
よくよく考えたらこういうポジティブな雰囲気のフィギュアって少ないですね。だからこそさらに際立つ存在感。成型色も暗い色じゃなくて爽やかな桜色なのも嬉しいところ。この色、案外無塗装でも肌の色としてしっかり成り立ちます。つや消しトップコートを吹けば間違い無し。以前作ったアメリカンガールズも同じ成型色ですが、無塗装でOKでした。
唯一の泣き所は自立させるのがなかなか難しいところ。とはいうものの、自立させるためにピシッと両足揃えて立っているようだと魅力が半減しそうな気がしますし、溢れる可愛らしさはこういう足の角度だとかに現れているんだろうなとつくづく思います。うまく立つときは立ちますが透明なプラ板とかで台座を作ってあげるとイイですね。
大勢の拍手に包まれる大喝采だって、始まりはいつも誰か一人の拍手から。私たちのプラモに浴びせられる大喝采のきっかけはこのイイねお姉さんに決まりですよ。