艦船プラモは「青汁」で雰囲気爆上がり!!/ウォーターライン50周年で再航海時代到来!!

▲やっとここまできたんだな〜〜。あと1手残っているけど今日は乾杯しちゃうもんね
▲マズイ!!! もう一杯!!!!

艦船模型の「ウォーターラインシリーズ50周年」と言うワードに自分の中で艦船模型再航海時代が到来したフミテシが、「ハセガワ 1/700 青葉」の製作にチャレンジする本連載。クライマックス直前! ついに今回、船の形になりました〜〜〜めでたい。これまで塗ってきたパーツを船体に接着していく前に、上の写真にある青汁をかけると艦船模型の雰囲気がめちゃくちゃ上がります。戦車模型でよくある薄い塗料を塗って一枚フィルターをかけて、周囲の色味を合わせたり、影色などを演出するフィルタリングを艦船模型でもするわけです。それにおすすめなのが緑系の青汁なんです。

▲俺の青汁のレシピ! シェードブルーをメインに、グランドブラウンとステインブラウンを2〜3滴いれて青汁を作ります。それにしてもいつも俺の塗料は歴戦。心は侍

なんで緑系の塗料なの? って言うのは、これは俺が大好きな艦船モデラー・Takumi明春さんと一緒に艦船模型を作った時に、彼が最後の締めにめちゃくちゃに薄めたオリーブドラブをエアブラシで上掛けしていたんです。黒や茶より主張せずに影っぽくなるし、グレーの色味にも緑のフィルターが加わってさらにセクシーになっていきました。俺はその方法をウェザリングカラーに置き換えて取り入れています。ウェザリングカラーにも緑はあるのですが、シェードブルーから作った緑の方が俺的にはぐっときたので、このレシピでやっています。

▲プレミアムトップコートの光沢でコートします。シタデルカラーの筆塗り部分の塗膜強化の他に、光沢にすることで、シミができません

艦船模型は細かいパーツが多く、フィルタリングの拭き取りといった作業はほとんどの箇所でできません。均等に伸ばして塗りっぱなしにしておくのが良いです。それで十分かっこよくなります。つや消しの状態だと奥まった部分にシミができたりしますので、光沢を吹いてツルツルにしておくと表面にフィルタリングしやすいです。

▲プレミアムトップコートは水性でより安全。デカールや塗膜にダメージを与えにくいです

▲青汁タイムです! 上が軍艦色。下が青汁です。この時点でなんか雰囲気出てますよね! 全体に塗ったらウェザリングカラー専用薄め液を含ませた筆で、全体の塗料を洗い流すようにします
▲いきなり歴戦の面構えに。まだ乾いてないので、触らずにしっかり乾かします
▲船体も全体に青汁を塗って〜
▲上から下に青汁を洗い流すように、ウェザリングカラー薄め液を含ませた筆で拭って行きます
▲いいかんじだぜ。もう一杯!!!
▲ここからがちょっとした試練タイム。塗装が終わったパーツを接着して行きます。精度の良いピンセットでしっかり摘んでいきましょう
▲主要パーツをつけて、フィルタリングも終わりました。ここまできたら船体を接着しちゃいましょう

▲接着剤は流した後に押すからはみ出しますよね。最初からぎっちりマスキングで仮止めしておけば、余計なはみ出しも少なくなります
▲後は裏面から流し込み接着剤を流せば、ダメージも少なくすみます
▲艦底部の上におけば、ついに青葉が姿を表しました。船体貼った後に、ボートダビットなど細かいパーツを接着しています

明るめの軍艦色である呉色に青汁がかかり、さらに雰囲気が抜群に上がりました。スミ入れも特に追加せず、このままでも十分です! 艦船模型にもフィルタリングはとても効果的です。オキサイドレッドなどの下地でメリハリある塗装にした際は、特に色味をまとめてくれます。グレーにはバイオレットも似合うので、そちらもぜひ試してみてください。残りは艦載機!!! 艦載機のお手軽塗装をお届けします!!! それでは〜〜〜

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フミテシ

1983年生まれ。月刊ホビージャパンで12年間雑誌編集&広告営業として勤務。ホビージャパンで様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。「ホビージャパンnext」、「ホビージャパンエクストラ」、「ミリタリーモデリングマニュアル」、「製作の教科書シリーズ」などを企画・編集。