戦車プラモの細部筆塗り愛用塗料ベスト4!/アフリカと俺 2021 「タミヤ ドイツIV号戦車G型初期生産車」

▲車体を塗ったら、細部を筆塗りで!! 今回は俺がよく使う4色をご紹介します

 タミヤミリタリーミニチュアシリーズの最新作「ドイツ軍 IV号戦車G型 初期生産車」をフミテシが勝手気ままに楽しんでいく短期連載。夏の間には完成させようと思ったけど、サザンオールスターズばりに「夏をあきらめて」状態。秋までお付き合いください! でも自分の戦車模型の完成までの行程をたくさんお見せできればと思います!

 今回は細部の筆塗りです。戦車模型と筆塗りは相性も良く、強引な言葉使いをするなら「最後のウェザリングでなんとでもなってしまう」ということもあります。なので気楽にいきましょう。あと見えない角度のところに無理に筆を入れて他の部分を汚さないようにしましょう。これが一番大事です。見えないんですから、塗ってもしょうがない!

▲これが俺の4傑! どれも歴戦な面構えだろ〜

 戦車模型の細部塗りで多く使われるのが車外装備品の金属色、木、布、転輪のゴム、履帯が主にあげられる。それをこの4本でだいたいカバーしています。左から順に1〜4としてご紹介します

 1/シタデルカラー・リードベルチャー シタデルのガンメタル。このままで使うと明るいので隣のアバドンブラックを混ぜます

 2/シタデルカラー・アバドンブラック。シタデルカラーの中で絶対に1本持っていると良い最強の黒。黒っぽいものはこれで塗っておけば大体OK! 伸びの良さ、乾燥の速さ、色味&艶感、どれをとっても文句なし。名前もカッコいい。

 3/シタデルカラー・ザンドリダスト 車外装備品の「木」や「布」など色々になものに使える色。この上から茶系のウェザリングカラーをかければ木になるし、黄色系のウェザリングカラーをかけると布っぽくなります。上掛けする塗料にいい感じに染まってくれる色です

 4/タミヤアクリル・ダークアイアン(履帯色)。家にあるタミヤアクリルなの中で一番本数があるのがこのダークアイアン。ざらっとした金属色になり、まさに履帯にぴったり。黒の上から塗ったりするとより質感が良くなります。

 早速塗っていきましょう!

▲まずはアバドンブラック!!! こちらで転輪のゴムを塗ります。シタデルカラーの使い方は下のリンクからどうぞ
▲こちらからシタデルカラーの使用ポイントをどうぞ
▲うっすら色が残っている下地塗りしたラバーブラックを目印に塗っていきます。はみ出しても気にしない!
▲乾燥したらツマヨウジでコリコリやれば綺麗に剥がれます。シタデルカラーはエマルジョン系と行って下の塗料を溶かすことなく定着するタイプです。なので塗料を剥がす時も下地にダメージを与えにくいです

 もちろん綺麗に塗り分けることができれば最高なのですが、俺はまぁ秒ではみ出しちゃうので最初から諦めています。ツマヨウジで軽く擦って大体わからないかな〜くらいで足元は大丈夫。特に僕は足元は過激なウェザリングをする志茂田景樹派なのでちょっとしたはみ出しは消えます。だから気楽に行っちゃいます。

▲次はダークアイアン。これを〜
▲やぁ〜〜〜っと筆で塗りたくる! 車体との間に筆を突っ込め!

 履帯も筆塗りでOK。それは下の写真にヒントがあります。すでに履帯の奥まっている部分にしっかり「黒」が塗ってありますね。

▲最初に下地でラバーブラックを履帯にもがっちり塗っています。ですので履帯の細かいモールドに黒が入り込んでいます

 ライトブラウンが履帯の表面にかかっていますが、ディテールの奥には入り込んでいません。ですので筆塗りで表面を塗っていけばいい感じに履帯色になっていきます。ちょっと薄めにしたダークアイアンを流し込むようにして塗って、完全乾燥後もう一度塗るという方法でいつも仕上げています。以前は足回りを後ハメ加工して、バラしやすくしたりもしていたのですが、「筆塗りでいこう!」って決めてからはずっとこの塗り方です

▲お次は木です。このサンドリダストは、ダークイエローのような感じなんです
▲塗ると明るい木の色ですね。このままだと味気ないのですが、ウェザリングカラーのグランドブラウンと相性が良いので、ウェザリング編の時にお見せしようと思います
▲スコップやジャッキ台などの車外装備品の金属色はこの2色を混ぜています。リードベルチャーは明るめのガンメタルで、ほんの少しアバドンブラックを入れると良い感じになります。

 シタデルカラーの金属色の伸びの良さが個人的に大好きで、よく使います。リードベルチャーもその1色。シタデルカラーで塗るウォーハンマーのミニチュアでも銃器関係に使用されたりするので、機銃とかをチョンチョン塗るのにもぴったり。オススメです。

▲細部が塗りあがったぞ〜〜〜

 細部の塗装こそ、塗料の性能が良いだけで快適&安心。イケる!っと思っている塗料を使うだけで本当にいつもよりうまくいくから不思議ですよね。マテリアルを信用してあげられている状態で手を動かすとそんなことがよくあります。次は僕の戦車塗装の前半戦の1番の楽しみ「塗料を剥がすチッピング」です。ではまたね〜〜。

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フミテシ

1983年生まれ。月刊ホビージャパンで12年間雑誌編集&広告営業として勤務。ホビージャパンで様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。「ホビージャパンnext」、「ホビージャパンエクストラ」、「ミリタリーモデリングマニュアル」、「製作の教科書シリーズ」などを企画・編集。