プラモの筆塗り交差点!タミヤのパレットで絵を描くように遊んでみよう。

 うわ〜プラモ塗りたい!と思いつつ、外は雨模様だったり準備のモチベーションが出なかったり……というのはよくあること。そんなときは筆塗りだね。筆と塗料をサッと用意して、ペタペタと塗るのは気楽に始められます。最近は気が向いた時にSDガンダムをシタデルカラーで塗ったりもしているけど、長らく離れていたタミヤアクリルと遊んでみたくなったので、お気に入りのツールを紹介します。

 タミヤの15皿パレットはその名の通り15個の凹みが設けられたPET樹脂製の使い捨てパレット。PET樹脂なので溶剤耐性はバッチリ。塗った後は溶剤で拭いて再利用もできますが、5枚で実売300円以下と非常にお安いのでバリバリ使って模型がひとつ出来上がったらお役御免、という使い方でも全然イケるのがいいですね。

 で、上の写真を見れば分かるとおり15個の皿のうち9個は丸い凹みで、残りの6個は五角形の独特なカタチをした凹みです。四角と三角錐が合体したようなこの形状がミソなんだわさ。

 塗料を底に出したら三角形にせり上がった部分で筆に含ませた塗料の調子を見たり、三角形の頂点で筆をスッと尖らせたり、塗料を少し絞ってから塗ることができるんだな。市販の塗料皿でこういうカタチをしてるものはあまりないので、シンプルですが意外とアイディア商品なのだ。

 さらに私がめちゃくちゃ気に入ってるのが、皿と皿の間の平らな部分。ここで左右の皿からすくい上げた塗料をブレンドして色をチューニングすることができるんですね。Aの皿とBの皿の中間の色、さらにCの皿と混ぜてその中間の色……と、塗料の交差点で微妙なニュアンスを試すことができます。上の写真では丸いところにペイントリターダー(塗料の伸びを良くして乾燥を少し遅くするケミカル)を入れていて、筆をあっちこっち行き来させることでお好みの塗料を作っていくという使い方をしておるわけ。

 ということで、ちょっと敬遠気味だったタミヤアクリルの筆塗りを再開!普段はスプレーやエアブラシでキレイに塗るか、シタデルカラーの性能に頼った塗り方ばかりだったのでここから始まるのは大冒険。さてどうなることでしょうね。楽しみながら歩いてみます!みなさんも、うかつに筆塗りしましょう。何が起こるかわからないのって、おもろいぞ!

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からぱた

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』http://wivern.exblog.jp の中の人。