プラモの世界に植物を。/和巧 ジャングルプラント

 観葉植物が友達……といえば、ジャン・レノ演じる孤独な殺し屋がまっ先に浮かぶ私は映画『LEON』直撃世代。それが理由と言う訳ではないが、時々観葉植物を購入する。そして枯らす。

 いやー、基本放置でいいはずのエアプランツすら枯れるとは……。てなわけで、は今回は決して散らない鉄の華、ならぬ紙の葉を作ってみようと思う。

ジャングルプラント – 紙創りネットショップ

▲三枚の台紙と、茎に使用する紙巻ワイヤー(針金周囲に紙が巻かれている)が封入。

 ジオラマ等で活用される紙製の植物キットを購入。紙製なのに結構いいお値段するな…と思っていたが、開けてみるとナルホドお値段にも納得の内容。

▲紙とは思えないくらい精密に切り抜かれた葉。これがレーザーの力……未来キテる。

 各シートにレーザーカットされた葉は、数カ所切り離すだけで台紙から取り外し可能。これはプラモのパーツをランナーから切り離す感覚と同じ。また、紙製と聞くとディテールが甘いイメージがあったが、なかなかどうしてエッチングパーツ並みにエッジが効いている。葉脈などもレーザーでスジが入れられており、ディティール再現という意味合いもあろうが、この後折り曲げて表情をつけたりする際にも折り線として機能。紙製ってことでちょっと舐めてたが、こいつぁスゲェ。

▲黄色、緑の二色で塗り重ね。ジャングルの植物なのでもっと濃い緑ではなく、ヒーリング的に優しい新緑の感じに。

 色は自分で塗装する必要アリ。紙だけに水彩絵具で……と思ったが、説明書に「破れる恐れがあるので、ラッカーやアルコール系で塗装がおすすめ」とのこと。ちなみにエアブラシで塗ったが、シンナーが染みると紙がヨレるので、気持ちちょい濃い目がよいかも。

▲葉を切り出して紙巻きワイヤーに木工ボンドで接着。後は曲げて表情をつけると完成!

ワイヤーは台座に刺す時、高さが調整できるよう余裕目の長さにしておくとベターかと。

▲ワイヤーをツタや枝分かれする茎等に見立てて接着すると多様な植物が表現できる!
▲スケールは1/35相当とのことなので、同スケールのフィギュア等と並べてみた

 そんなこんなでジオラマアクセサリー、ジャングルプラント完成。枯れない!年中鮮やか!仕上げにクリアコートを行うとグッドとのこと。よしきた!

 ……ところで、日本ではなくジャングルの植物なので、実際の大きさがイメージしにくい。

本製品は1/35スケールって聞いてたけど、シダ植物って手のひらサイズくらいじゃないの…?フィギュアとの大きさ対比はこれで合ってるのか……と思っていたら、たまたまプレイしていたゲーム『Far Cry3』の舞台によく似た植物が生えているのを確認。 

▲左がうちの近所に生えているやつ、右が南の島が舞台のゲームFar Cy3のモノ

 ……えーと、人間や乗用車と同じくらいの大きさ?マジか…なんかちょっと引くサイズだわ……。ワイのコミュ力は、観葉植物と友だちになるにはまだ足りないようだ。

コピルアク
コピルアク

本業はゲームとか作る人だが、趣味のプラモを職場に飾ると「君の作るゲーム内容より良くできている」だの、「別の道行ったほうがよくない?」などと周りから言われる39歳会社員。