植物は生命であり「環境」を作ります。模型でも地面に植物表現をすると「季節」や「地域」という条件を作り出すことができます。そしてその付け加えられた条件は、あなたの模型をより豊かな物に見せれくれるでしょう。戦車模型雑誌「月刊アーマーモデリング」の最新号は、この植物表現とマテリアルを詰め込んだ内容となっています。
最近のアーマーモデリングの特徴は土や雪、そして今回の植物のように、それらの専門家とタッグを組んで「模型の外の世界の人」の知識を入れながら特集が展開されます。今月号では高知大学理工学部の講師で植物の多様性分布に関する研究をしている比嘉基紀氏をゲストに迎え、植物のあれやこれやが解説されます。
特集タイトル通り「光合成はできません」な模型用マテリアルとしての植物たち。しかし作り物の植物も、模型を生き生きとさせてくれます。まさにリビングの観葉植物のように。じっくり読んで、イメージの根ができれば、あとは植物を植えるだけ!アーマーモデリング2020年8月号を読んであなたの模型を緑で彩り、あなただけの緑の世界を演出してください。
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)