
色をたずねて三千里。僕はこうして「タミヤ カルソニックスカイラインGT-R(R34)」と出会った。
▲父さん……
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タミヤのブリリアントブルーの缶スプレーの色があまり美しかった。タミヤ最新キットのケッテンクラートに塗ったその色は僕の胸を高鳴らせてくれた。綺麗なだけじゃなくてどことなく強さも秘めた色。そう、これは全日本GT選手権を大いに沸かせたブルー1色にカラーリングされたマシン「カルソニックスカイライン」の色。
▲1999年の全日本GT選手権で登場したカルソニックスカイラインGT-R(R34)
▲箱を開けるとそこには僕が缶スプレーで塗装したあの「カルソニックブルー」が成型色で出現した
▲白のデカールを纏えば、まさにカルソニックスカイラインだ
プラモのカルソニックブルーの成型色の美しさにうっとりしてしまった。缶スプレーだけじゃない。タミヤのこの成型色のカルソニックブルーももっと味わいたい。「刺身で食したい」と僕の心は告げる。止める者なんていない。刺身でいただこう。
▲青とシルバーの成型色、ホイールは白。成型色が分かれているだけで組み立てのテンションも上がる
▲カルソニックブルーを引き立てる白をメインとしてマーキングの数々。そしてシートなどのデーカルがセットされる
▲クリアーパーツと、塗装用のマスキングシート。マスキングシートはカット済みなので、シートを剥がして貼るだけ
パーツ数も少なく、シンプルな構成。エンジンも必要最低限度に再現されているのですぐに本体の組み立てに行ける。各パーツの精度も申し分なく、すっとパーツが収まってくれる。塗装にも嬉しいカット済みのマスクシートはタミヤからの最高のおもてなしだ。
▲サスペンションの細かなパーツもあるべきところにすっと収まる。あとは接着剤を流し込むだけ。ノーストレス
▲レースマシンを作っているんだと思わせてくれるロールバー。複雑な形状のバーが、カチカチと綺麗に組み合わさっっていく
▲後はお待ちかねのボディの組み立てだ!
説明書をしっかり確認してロールバーを取り付けていく。こんな複雑な形状のものがしっかりと組み合うのか? そんな心配はこのプラモには必要ない。
▲約1時間半。ついにカルソニックスカイラインGT-R(R34)が爆誕! この青いマシンが見たかった!
これまでカルソニックスカイラインのことは模型屋さんでは見かけていたけれども、僕の中ではときめく存在ではなかった。でもたった1色。「ブリリアントブルー」のスプレーを使ったことで、その色の持ち主に会いにいきたいと思ってしまった。これまでのNGの壁が崩れた。今までそうでもなかったものがカッコよく見えてきた時ほど、ドキドキすることはない。もっと知りたい。このカルソニックブルーを纏ったマシンを……次のドライブへと胸が昂まる。
▲今日から君もカルソニックさ。次の兄弟に一緒に会いに行こうぜ。またな
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フミテシ/nippper.com 副編集長
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。