1955年のプラモでアツいディテールを味わう/シボレー タスクフォース

▲パッケージからしてゴキゲンだ。

 先日、ドイツレベルのプラモデルのお話をしましたが、今回は元祖レベルの超オールドキットをつまんでみました。いや、もちろん当時モノの絶版キットというわけではなくてですね、当時の金型を使って再生産し、パッケージングして出してくれてるステキなメーカーがあるんですよ。アトランティスモデルっていうんですけどね、このメーカーはこうした古いメーカーの絶版品を積極的に出してくれる嬉しいメーカー。

▲60年以上前のキットらしい枝にパーツがぶら下がってるランナーがむしろ斬新。

 旧レベル(アメリカレベル)が発売してたこのシボレー2tステークトラック、「シボレー タスクフォース」という名前のほうが通りがよい感じ。今回作ったトラックタイプよりもピックアップトラックスタイルのほうがアメリカ映画などでよく見かけるヤツですねー。もう少しイメージしやすいモノとしては映画「カーズ」に登場するメーター。アレです。

▲「働くクルマでありますぞ」というアピール力の強い積み上げられた木箱がワンパーツで入っているんだぜ
▲古いキットなのに荷台と柵にパーツ番号が彫刻されてて組み間違えない仕様になっている!尚完成後にも見える場所なのが愛おしい。

 実車であるシボレー タスクフォースの最初のシリーズが発売されたのが1955年とのことなので、プラモと実車が同い年なのだと思うと面白いなあと思うし、実車は買おうと思ったらめっちゃ大変だけどプラモは再販されるんだ!という嬉しみ。しかも当時のレベルのキットには付属していなかったクリアパーツがアトランティスモデルで新規パーツとして追加されている。……というかこんな特徴的なデザインの窓ガラスなのにクリアパーツセットされてなかったのかよっていうね!

▲フィギュアも付属してるのだ。なんとも牧歌的。

 実はね、このプラモの再販は今年の1月ぐらいだったんです。基本あんまりカーモデルには興味がないあんもさんなので「ふーんレベルの再販ねー」ぐらいの気持ちだったんですけど、よく見たらコレ1/48なんすよ…!なんかね、ヨンパチっていうだけで俄然興味が沸くのはミリタリーモデラーあるあるなんだなあと。慌てて調べてみたらその時はどこも品切れ中…最近また調べてみたら再入荷されたのか見つけたので即ポチりました。やったね!

カーモデルでは実は珍しい1/48。ミニカースケールだと1/43が多いですよね。

 正直キットとしては懐かしさを楽しむキットであり、パーツの合いも決して良くはない。だからちゃんと仕上げようと思うと腕まくりして「……よっしゃ、やるか」って気持ちにもなります。でもこのカーモデルではあまり馴染みがない「1/48スケール」というだけでほしくなっちゃうのはミリタリーモデラーの性なんですかねえ。にこにこしながらどう料理しようか、お酒飲みながら眺めています。

内藤あんも
内藤あんも

1977年生まれ。戦車道とスピットファイア道を行き来する模型戦士。生まれ育ちは美濃の国、今はナニワ帝国の片隅でプラモデルを作る日々でございます。