内藤あんもの「棚からひとつかみ」/赤軍版・偉大な戦闘機!

▲わりと小型なのだよね

 戦争に勝った国には「国を救った~」「最も偉大な~」などの二つ名を持った戦闘機があったりします。有名なところではイギリス空軍のスーパーマリンスピットファイア。お前スピットファイア大好きだね!というのはおいといて、ドイツ空軍からイギリスを守り抜いた戦闘機として有名ですねー。勿論ドイツ軍と戦ったソヴィエト軍にもその栄誉ある二つ名を持った戦闘機があるのです。それがYak-1。今でもその名を遺すヤコヴレフ設計局(社会主義国だったので会社じゃないのがミソ)が作り上げた傑作戦闘機です。Yak戦闘機は-3,-7,-9と徐々にバージョンアップし、大戦を戦い抜き戦後もしばらく飛び続けていました。

▲フルカラーで艶消ししっとり仕上げのボックスが気持ちよいのです
▲箱裏には塗装例が載ってますね。完成をイメージしやすくてよいですな¥

 さて、今回紹介しますキットは東欧ポーランドからやってきたアルマホビー(ARMA HOBBY)のYak-1B戦闘機。アルマホビーは飛行機模型を中心にキット展開してるメーカーで、以前ホビー2000のキット紹介の時にもチラリと触れてましたね!まだ商品ラインナップはそこまで多くないですが、びっくりするぐらいの繊細なディテールと作りやすいパーツ構成で評判のメーカーです。更にデカール替えでバリエーション展開を進めたりエッチングパーツとキャノピーマスキングシートを同梱したエキスパートセットを展開してたりするのがありがたいメーカーなのですよねー!

▲箱の中はメインのランナー1枚にクリアパーツ、デカールが入ってるシンプル構成です
▲ディテールがね・・・パッキパキなんですよ…

 先に繊細なディテールと触れましたが、実際この通りです。コレ、1/72ですからね!Yak-1は機首周りはジュラルミン製、尾翼は布張り、主翼などは木製というめっちゃ混合構造。主翼上面なんかは木製だからツルツルで模型映えはあんまりしなかったりするんですが、金属製のパーツのディテールの入れ方がものすごい。三枚目のピンセットでつまんでるパーツなんかはコクピットのレバー類のパーツ。なんかこう、すごい(語彙力

▲組みあがればすごくシンプルなカタチですね

 ディテールがみっちり入った(主翼はつるんつるん)機体がランナー1枚で組みあがる幸せです……。というかね、説明書ではタイヤのロゴが描かれてるけど彫刻はされてないだろうと主脚のタイヤをチェックしてみたんですが……!

▲指紋がすごい((そこじゃない

 メーカーロゴ、しっかり彫刻されてますやん……。目が……限界だ……目を休めるためにも一杯やりましょう。強めなやつ!

 そんな超ゴキゲンなメーカー、アルマホビーです。これまで同社のハリケーンも二個作ったんですが、ディテールの良さと作りやすさの両立がもう凄いんですよね。作りやすさと言いましたが、まあ、細かなパーツもあったりするのでそれなりに苦労するところはありますが、海外メーカーデビューするにあたってはオススメなのでございますよ!唯一塗装指示が日本メーカーのものじゃないところが難点ですが、そこは勢いで!そんじゃまた。

内藤あんも
内藤あんも

1977年生まれ。戦車道とスピットファイア道を行き来する模型戦士。生まれ育ちは美濃の国、今はナニワ帝国の片隅でプラモデルを作る日々でございます。