超ミニサイズの巨大クルーズ客船「アイーダ」のプラモはすべての人を笑顔にする!

 いまから8分16秒、あなたから時間を奪います。

 どうですか、すごいですね。このアイーダ・プリマというクルーズ客船は三菱重工業製。動画では長崎造船所で建造されてハンブルクへと旅立つ様子が克明に記録されていますが、プラモと全く異なる工程が見えて本当に面白いです(4分過ぎたあたりから塗装うめ〜!とか騒いじゃうのがモデラーなんですけど)。

▲目と口が付いている。にんげんだもの。。

 さて、こちらはドイツレベルのアイーダです。こちらは発売年月を考えると1996年に竣工し、現在は「アイーダ・カラ」と改名されている船がモデル。アイーダ・クルーズ社が最初に運行した巨大なクルーズ客船としてプラモ化されたようです。

 このアイーダ、1/400という結構デカいプラモが発売されたのは知ってたんですが、こちらは1/1200という可愛らしいサイズ。値段も目玉が飛び出るほど安い。なんだこれは。オープン・ザ・ボックス。

▲うわああああああああああああああああ
▲これがワンパーツでどーんとカタチになってるのを見るだけでモト取れましたね!

 いやー、箱開けた瞬間に「ぎゃー!」と叫んだプラモはひさびさ。友だちに見せたらみんなニヤニヤしていたので、人を明るくするプラモだと言えましょう。

 1/1200というのはめちゃくちゃ精密に作り込むというよりも子供向けのミニカーを愛でるような感じで、リアルさよりもその佇まいをちょこんと机の上に置いておける雰囲気があります。自分の家にあるものとしてはトミカシリーズの「さんふらわあ さっぽろ」が近いな……と感じました。

▲と思ってパッケージ見たら1/1280だった。ま、カタチとざっくりした色を楽しむ大きさです。

 軍艦は水面でぶった切られたウォーターラインモデルが多いのですが、どういうわけか、客船とか商船というのはフルハルモデル(水面の下まで再現されているタイプ)が多いんですよね。これも展示台の上に置くタイプのフルハルモデルとしてキット化されています。

▲もしものときのための救命ボートもよく見るとなんだか緻密な彫刻で嬉しい
▲デッキにはビーチチェアも並んでいて、地中海の日差しと甘酸っぱいカクテルが欲しくなります

 唇とアイシャドウがびょ〜んと伸びた巨大な目がアイーダ・クルーズ社特有のユニークな塗装。こちらはデカールが付属してますのでぺろんと貼れば再現できますね。細かい塗り分け指示もちょいちょいありますが、できる範囲で楽しんでみましょう。白い船体はプラスチックのまま、刺し身でいただけそうです。

 ……っていうか、ドイツレベルって1/1200の船モケイをいっぱい作ってるんですね。1000円内外のアイテムが多いので、「ディテールの細密な表現とかちょっと怖いんだけど、船のプラモを一度は貼ってみたいんだよな〜」というアナタ、ぜひチェックしてみてください。

<em><a href="/author/kalapattar/">からぱた<br></a></em><a rel="noreferrer noopener" href="https://twitter.com/kalapattar" target="_blank">@kalapattar</a>
からぱた
@kalapattar

模型誌の編集者やメーカーの企画マンを本業としてきた1982年生まれ。 巨大な写真のブログ『超音速備忘録』http://wivern.exblog.jp の中の人。