『世界ふれあい街歩き』という番組で、通りに面した大きな窓でたっぷりの日差しを取り入れている家があり、そこはバイオリン職人のアトリエ。自然光の下でバイオリンの曲面の美しさを見ることは、良いバイオリンを作るのには一番大事だと話していました。
それ以来、私も休日の朝早くからプラモデルを作る日が増えています。
日差しを浴びるパーツはとっても綺麗。

これは昨年買った1/24 タルボ・ラーゴ GP。Heller(フランス/エレール社)のもので、最初に買ったらうまく作れず、そして成型色が白だったので挫折。すぐにネットオークションで水色のものを探し出して購入。この水色が美しすぎて失敗が怖く作れなかったプラモデルです。

日差しを浴びながら、昨年の自分とは違う慣れた手つきでパーツを貼っていきます。クリップやマスキングテープで止めながらしっかりと固定。内部フレームの組み立てが繊細だったりするので、こういったところを締めておきます。

昨年失敗した、というか難しすぎて断念したエンジン周りを難なく組み付けボディに挟み込みます。歪んでしまっているボディも徐々に合わせながら貼り合わせ。作っているときにパーツが日差しを浴びてとても綺麗です。「大変だな」という気持ちよりも、優雅な時間を過ごせている印象の方が強かったです。

完成した姿はとても綺麗。色を塗りだすと、この日差しがたっぷり入る時間も過ぎてしまいそうだったので、そのまま。日光を浴びる姿は、とても綺麗です。