本当だったらこのくらいの時期に子供から大人まで楽しめる「恐竜博」で盛り上がれる夏が来ているはずでした。コロナウイルスでそのような楽しいイベントも中止を余儀なくされています。しかし!「恐竜」というモチーフは模型の世界でもしっかりと楽しむことができます。その中でも1993年7月に発売がスタートし、長年愛されている「タミヤ 1/35 恐竜世界シリーズ」は多くの人が楽しめるプラモです。模型界のジュラシックパークのゲートを開いてみましょう!
恐竜の生き生きとした造形、少ないパーツ数でピタピタと完成していく気持ちよさ。恐竜ってこんなに素直なんですね。タミヤが蘇らせた恐竜たちはこのキットの他に沢山います。そして恐竜だけではなく植物や大地、水辺など様々な物が樹脂で蘇っています。昨今の研究結果により現在考えられている形とは違うかもしれませんが、1993年発売時の考証が入った恐竜模型となっています。十分あなたの机の上がジュラシックパークになりますよ。引き続きこの「恐竜世界シリーズ」はお届けしていこうと思いますので、楽しみにしていてください!
1983年生まれ。模型雑誌編集や営業を経て、様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。プラモと日常を結びつけるアプローチで模型のある生活を提案する。ブログ/フミテシログ(http://sidelovenext.jp/)