コマツの「G40」はミリタリー模型のアイドル!/日本製元祖ブルドーザー物語

▲歴史に名を残す機械技術関連遺産として「機械遺産」に認定されてるすごいやつ!プラモで作ろうぜ〜〜〜!

 アイドルです。タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ フミテシ勝手に総選挙第1位「日本海軍 コマツ G40 ブルドーザー」の登場でございます。激動の昭和、人力のみで頑張っていた飛行場設営に、国産初のブルドーザーとして登場したG40。農耕用トラクターをベースに「小松製作所」が開発したG40は、昭和18年から終戦までに約150台生産され、北方や南方の戦線に送られるのでした。そしてこのブルドーザーが日本に帰ってきたのは1979年1月10日。復興を遂げている日本の大地を踏み締めます。その復興は、このG40の技術が礎となった建設機械によって成し遂げられたと言っても過言ではありません。

▲南方で航空基地を建設しているシーンを描いたイラスト。後ろには零戦も見えますね
▲説明書の他に、ブルドーザー物語が入っています。現存するはずはないと思われていたG40が日本に帰ってくる、心が熱くなるドキュメントです
▲ランナーは2枚。非常にコンパクトです。G40とフィギュア1体の構成
▲ワンパーツで完成されている履帯とホイール。これにトラックフレームを2パーツつけるだけで完成します
▲KOMATUの文字!日本に帰ってきたG40もオリジナルの状態で「KOMATU」ロゴが残っていました。まさにオリジナル「KOMATU」がプラに刻印されています
▲油圧式アームのパーツは、パーツ分割を最小限にして組み立てやすく、各部の位置がかっちりきまるようになっています
▲操縦席周りのパーツ。ワンパーツに細かなディテールがピシッと入っており、これらのパーツで、操縦席周りの解像度がビンビンに上がります
▲掌サイズにおさまる濃密なG40。1/48スケールという小さなサイズの中に、ギュウギュウにディテールが詰め込まれた立体を楽しめます

 兵器の影に隠れている建設機械。しかし、これらも戦っていました。そして戦地という過酷な環境で働き抜いていたG40のように、その後の日本の復興の礎となった物もありました。「ミリタリーミニチュア」というタイトルの中には、このような模型もラインナップされています。日本製ブルドーザーの元祖「日本海軍 コマツ G40 ブルドーザー」。模型も実機の物語も僕らの心を打つ模型です。絶対に組んで欲しい「ミリタリーミニチュア」です。

▲G40の実機は現在、静岡県伊豆市のコマツテクノセンタで保存されています
<a href="/author/fumiteshi/">フミテシ<br></a><a rel="noreferrer noopener" href="https://twitter.com/neofumiteshi" target="_blank">@neofumiteshi</a>
フミテシ
@neofumiteshi

1983年生まれ。月刊ホビージャパンで12年間雑誌編集&広告営業として勤務。ホビージャパンで様々な世界とリンクする模型の楽しみ方にのめり込む。「ホビージャパンnext」、「ホビージャパンエクストラ」、「ミリタリーモデリングマニュアル」、「製作の教科書シリーズ」などを企画・編集。

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